【Zwift】1年@12000km走ったビフォーアフター

2019年12月22日

Zwiftをはじめて丸1年。走った距離は12,656km。そんな私が

  • 脚力はついた?
  • FTPは?
  • 痩せた?
  • Zwift環境は?

といった疑問にお答えします。

脚力は面白いように右肩上がり

まず、脚力は面白いように上がりました。

FTP(Functional Threshold Power)の変化

目安として分かりやすいのがFTPと呼ばれる値(1時間持続できるパワー)で、脚力の目安になります。

1年目はパワーメーターを持ってなくて非公認のZpower(MisuroB+計算値)ですけど、218W(2月)⇒259W(10月)まで上昇しました。

FTPが244から259に上昇したことを説明する画像
FTPは259wになった

率にすると18%の向上です。

218W(2019.2.22@初計測)
→ 232W(2019.3.16)
→ 239W(2019.3.21)
→ 246W(2019.4.23)
→ 248W(2019.4.26)
→ 259W(2019.10.8)

体重の減少もあってパワーウェイトレシオは2.9w/kgから3.8w/kgに。あくまで非公認ですが、Zwiftのレースに参加するとそこそこ盛り上がれます。

ヤビツで11分、箱根で14分短縮

ヤビツ峠と箱根での計測結果をご紹介します。

ヤビツ峠のタイム

ヤビツは1年で11分短縮。足つきなしで登れるようになりました。

ヤビツ峠ビフォーアフター
名古木~蓑毛バス停23分39秒18分9秒
~菜の花台23分9秒20分28秒
~ヤビツ峠20分32秒17分43秒
合計タイム1時間7分20秒56分20秒
ヤビツ峠の記録

箱根のタイム

箱根は14分の短縮です。こちらは足つきしながら登っています。

計測区間距離ビフォーアフター
箱根湯本~大平台3.8km22分20分
~宮ノ下交差点2.4km13分8分
~小涌園バス停2.3km16分15分
~1号最高地点4.4km31分25分
箱根湯本~最高地点12.9km1時間22分1時間8分
箱根ヒルクライムの記録

食事制限でマイナス6kg

「痩せるぞ!」と始めたZwiftは、74kgからのスタートでした。その後、なぜか増え続けて半年後には76.9kgに。アバターが太マッチョになって明らかに重たそう。

ここから食事制限を始めて68kgまで落としました。たぶん、Zwiftは痩せないと思う。大事なのは食事の方。

Zwift機材はほぼ変わらず

体力面では大きな変化がありましたが、Zwift機材は始めたころからほぼ変わってません。そんなに頻繁に買い換えることも出来ませんが・・・

ローラーはELITEの「Qubo FLUID」

スマートトレーナーは高額すぎて手が出ません。マンション住まいなので、静かさと安さで選びました。

エリートの固定ローラーを紹介する画像
当初は疑似パワーで計測していた

Zwiftに送り出しているのは計算値パワー(Zpower)なので、レースに参加しても公式リザルトとして扱ってもらえないのは残念。

ただ静かなのは確か。2台目に購入したミノウラのダイレクトドライブMD640よりも静かです。

たまにパンクするのが困りますが、それ以外はノートラブル。淡々と練習を続けられました。思いっきりぶん回しても700W程度の脚力なので、苦情が来る前に脚が終わります。したがって苦情もありません。

キャットアイの心拍センサー「HR-12」

キャットアイの心拍センサーHR-12を紹介するための画像
心拍数を計測するようになった

Zwift専用にBluetoothの心拍センサーを購入。ガーミンウォッチでも心拍数は確認できるけど、iPhone経由ではZwift画面には表示できなかった。

日本メーカー製で耐久性がよく、3年近く使いました。現在はより精度の高い計測が出来るPOLARの心拍計を使用しています。

固定ローラー専用のタイヤ:Elite「コペルトン」

固定ローラー専用タイヤのひび割れを説明する画像
12000kmでひび割れ発生

ELITEの室内トレーナー専用タイヤです。パンク1回して12000kmでひび割れも経験しました。その後、他のタイヤに浮気したらうるさいし、耐久性も全然ダメだったのでコペルトンに戻りました。

Santicのサイクルパンツ

安価で品質も必要十分だと思ってます。しれっと改善されていたりするのもいい。

サドル選びは迷走してPR3.0に

ism PR3.0サドルを紹介する画像
痛みがなくなった

迷走しているのはサドル選び。メルカリで売買を繰り返しました。結局、クッションのたくさん入ったサドルになってしまう・・・

サドルに関して5年目の自分からアドバイス

お尻が痛くならない5年目の自分が1年目の自分にアドバイスするなら・・・

とにかくサドルを下げろ!

です。サドルが高いと・・・

  1. お尻が左右に揺れるので股間が擦れて痛くなりやすい
    経験上、最初は大丈夫でも汗をかくと皮膚がふやけて、急に痛みが増します。この擦れ対策には、シャモアクリームや保護クリームが必須です。筆者も毎回お尻に塗ってから乗っています。
  2. 股間への圧迫も強くなって脚がしびれやすい
    痛みのせいで集中力が途切れると、落車の危険も増すので要注意です。

とっさの時にもサドルが低い方が脚つきしやすいので、特に初心者の方には低めのサドルをおすすめします。

Fizikアリアンテサドルのセッティング例を紹介する画像

実際に、楽々とペダルに届くくらいまで下げると、腰の不要な揺れが抑えられて痛みも感じにくいです。

またサドルの角度を上面が水平くらいになるように適切に設定すると、股間への圧迫も減ります。

サドルの高さと角度調整は、画像の個所で行います。

自転車シートの高さを調整するねじの場所
高さを調整するねじ
角度を調整するねじ

Zwiftをするなら、もちろんレーサーパンツも必須です。

まとめ

Zwiftを始めてから1年。乗れば乗るだけ速くなって楽しかった。あっという間でした。世界選手権と同じコースを走ったり、グループイベントもたくさんあって飽きない。英語ができなくても楽しい。