【初心者向け】さくらサーバーからwpXサーバーへの引っ越し手順と注意すべきこと

2016年11月17日

サーバー引っ越しの画像

先日ワードプレスサイトを、さくらサーバーからwpXレンタルサーバーへと引っ越しを行いました。しっかりとハマりましたので、注意すべきことを私なりにまとめておきます。

ご注意 2016年11月時点の情報に基づき執筆した記事です。最新の情報とは異なる可能性があります。

wpXレンタルサーバーとは?

wpXサーバーとは、Xサーバーが運営するワードプレス専用に高速化されたサーバーです。

wpXサーバーのセールスポイントは以下の3つと紹介されています。

wpXサーバーのセールスポイント

  1. ワードプレス専用にカスタマイズされた高速サーバー
  2. 簡単セキュリティ、無料SSLを提供
  3. 自動バックアップ

さくらサーバーにてSSLの設定で苦労していた私、無料でしかも簡単!というのは大変!(本当に強調したくなるくらい)大きな魅力でした。

実際に設定してみると、クリック数回で完了!さくらサーバーで何日も調べ続けて苦労していたことが嘘のよう。HPを運営しはじめて5ヶ月になりますので技術面でも大きく成長していますが、それにしてもクリック数回で完了というのは簡単でありがたいです。しかもSSL無料

wpXサーバーの価格は?

ご注意 価格は記事執筆当時(2016年11月)の価格です。最新の価格と異なる場合があります。ご注意ください。

wpXサーバーのHPによるとレンタル価格(税込み)は以下のようになっています。

契約期間 初期費用 利用料金 合計価格
3ヶ月 5,400円 1,296円/月 9,288円
6ヶ月 5,400円 1,188円/月 12,528円
12ヶ月 5,400円 1,080円/月 18,360円

wpXサーバーに申し込む際に、割引となる方法(アフィリエイトの【A8.net】と契約してセルフバック)での入会も出来ます。その際には、2,858円(税抜)のキャッシュバックがありますので、初期費用を抑えることが出来ます。

更新期間は3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月があり、価格は利用料金と同じ金額となります。ここで、wpXサーバーは維持費の面でオトクであるのか、計算してみました。

さくらサーバースタンダード wpXサーバー
月額費用 515円 1,080円(12ヶ月契約)
SSL料金 1,620円/1ドメイン・年
(6,480円/4ドメイン)
0円
年間経費 12,660円/年(4ドメイン) 12,960円/年

4つのドメインを取得してサイトを運営すると、ほぼ同料金となりますね。しかもwpXサーバーは高速なので、表示はもちろん編集などの作業も効率よく行えることを考えると、わたしは設定も楽チンなwpXサーバーをオススメしたくなります。

サポートに関して、初心者の私は早速使用させていただきました。ログインできないという、超初心者ぶりのお問合わせにも即日に対応くださり何度かのやり取りの末に、無事にログインすることが出来ました。あたふたしてしまう私のような初心者には、対応が早いのは本当にありがたいです。

さくらサーバーもSSL設定が楽であれば、容量も多いですしそのまま使わせていただいたと思います。しかしGoogleさんのSSL推奨、AmazonもSSLへ移行完了との報道があり、時代はSSL必須となっているように感じましたので、初心者の私でも簡単に設定できるwpXサーバーへと移行を決意しました。続いて本題である、引っ越しの手順について説明していきます。

さくらサーバーからwpXサーバーへの移行手順

サーバー引っ越しの画像
さくらサーバーからwpXサーバーへの引っ越し手順

サーバー引っ越しの手順については実は公式HPに案内が掲載されてありました。基本的にこのままで良いのですが、さくらサーバーからの引っ越しの場合には一部手順が追加となります。

【ステップ:1】データベースのバックアップデータ取得

最初にデータベースのバックアップを行います。

データベースのバックアップ手順

  1. さくらサーバーにログイン
  2. 契約内容の確認を行う
    サーバー契約内容の確認画像
  3. サーバーの設定をクリック
    サーバー設定を選択する画像
  4. データベースの設定をクリック
    データベースの設定を選択する画像
  5. 管理ツールログインをクリック
    管理ツールにログインする画像
  6. 上の画面にある情報でログイン
  7. 以降の手順はwpX公式HPの方法を参照ください

【ステップ:2】「.htacccess」ファイルの取得

これは私は不要でした。「.htacccess」ファイルにSSL以外の個別の設定をされている方は、ダウンロードしておいてください。

【ステップ:3】WordPressインストール先にある[wp-content]フォルダの取得

ここには、今までに投稿した記事やプラグイン、テーマ設定、アップロードした画像などが保存されています。すべてダウンロードしてください。

[wp-content]フォルダのダウンロード手順

  1. ファイルマネージャーをクリック
    コントロールパネルを選択する画像
  2. 引っ越しをするドメインの[wp-content]フォルダ内のすべてのデータをダウンロード
    wp-contentディレクトリの画像

HPの記事数、画像数が多い場合には、このダウンロードで時間がかかるかもしれません。

【ステップ:4】さくらサーバーの場合はテーブルのプレフィックス(table_prefix)を修正

さくらサーバーからwpXサーバーに引越しする場合には、テーブルのプレフィックスを修正する必要があります。wpX公式HPに次のように注意書きがあります。

ご注意 テーブルのプレフィックスについて

wpXにおいて、テーブルのプレフィックス(接頭辞)はWordPress標準の「wp_」です。「wp_」以外をお使いの場合は、予めSQL文に含まれるテーブル名のプレフィックスを「wp_」に変換してインポートしてください。

初心者の私は、この意味が調べても理解できずに「まあいいかな?」と無視して先に進みましたが、ダメでした(当たり前ですね・・・)。どうなるかと言うと、後にアップロードする記事データ、プラグイン、テーマ、画像ファイルなどに全くアクセスしてくれずに、記事もテーマも一切なしのデフォルト状態のHPとなってしまうのです。

もう真っ青になりました。症状を検索して調べてみたら、どうやらこの「テーブルのプレフィックス」の仕業らしいことがわかりました。ですので、絶対に必須の設定となります。

テーブルのプレフィックスを修正する手順

  1. ファイルマネージャーでワードプレスのルートディレクトに移動する
  2. [config.php]ファイルを開く
    config.phpファイルを選択する画像
  3. 赤い部分のテーブルプレフィックス(table_prefix)の値をメモ、もしくはどこかにコピペしておく
    テープルプレフィックスの画像
  4. 【ステップ:1】で取得したバックアップファイルを編集

    TeraPadなどのエディタで、【ステップ:1】で取得したバックアップファイル(sql形式)を開きます。そしてコピーしたプレフィックス検索して、すべて[wp_]の3文字に置換してください。検索して全置換で一気にやりましょう。最後に保存して閉じます。

【ステップ:5】wpXサーバーにワードプレスを新規インストール

いよいよwpXサーバーでのHPを復元していく作業を始めます。

ワードプレスを新規インストールする手順

  1. wpXレンタルサーバーのお申込み
  2. ドメインの追加

    さくらサーバーで独自ドメインを使用していた場合には、そのドメインをwpXサーバーに認証してもらう必要があります。ドメインの追加、認証手順はwpXサイトに案内がありますので、そちらを参照ください。

    私は、ファイルをアップロードするだけのWEB認証で行いました。

  3. ワードプレスを新規インストールする

    追加したドメインに対して、インストールを行ってください。プルダウンメニューでドメインを選択してから新規インストールします。

【ステップ:6】ダウンロードファイルの編集

ドメインが変わる場合は、[wp-content]以下の記事ファイルの編集が必要になります。画像や記事へのパスが通るように編集ください。私の場合は、ドメインはそのままでしたので編集は行いませんでした。

【ステップ:7】データベースのインポート

【ステップ:4】で編集したsql形式のバックアップファイルをインポートします。

データベースのインポート手順

  1. 引っ越しするドメインのワードプレス「設定」ボタンをクリック
    設定ボタンを選択する画像
  2. 「データベースのバックアップ」ボタンをクリック
    バックアップを行う画像
  3. 【ステップ:4】で編集したsql形式のバックアップファイルを選択して、「インポート実行」ボタンをクリック
    ファイル選択してアップロードする画像

データベースのインポートは数分で終了するはずです。

【ステップ:8】「.htacccess」ファイルの編集

これは私は不要でした。「.htacccess」ファイルにSSL以外の個別の設定をされている方は、wpXサーバーの「.htacccess」ファイルを編集してください。

【ステップ:9】FTPソフトの設定

[wp-content]フォルダ内にファイルをアップロードするために、FTPソフトを準備して設定します。私は、「FFFTP」という無料ソフトを使用しました。

FTPソフトの設定方法

  1. wpX管理パネルから「FTPアカウント設定」ボタンをクリック
    FTPアカウントの設定ボタンの画像
  2. 「確認」→「確定」と2回ボタンをクリック
  3. FTPソフトに情報を入力
    FTP設定画像
    FTP設定画像

    ホストの設定名は任意です。区別しやすい分かりやすい名前を入れましょう。ローカル情報はパソコン側ディレクトリです。[wp-content]フォルダをダウンロードしたフォルダを指定します。

    ホストの初期フォルダは「/wp-content」と入力します。

  4. 「OK」ボタンをクリック

    接続を確認して完了です。他の場所、特に下の画像あたりのボタンはいじらないようにしてください。

    FTPソフトの画像

    私はいじってしまい、データが認識出来ずに再インストールとなりました。

【ステップ:10】[wp-content]フォルダのアップロード

いよいよ記事のデータをアップロードしていきます。

[wp-content]フォルダのアップロード手順

  1. 【ステップ:3】でダウンロードしたファイルを解凍する

    ファイルをアップロードする前に、すべて解凍しておきます。

  2. FTPソフトを使用してファイルをアップロードする
    wp-contentディレクトリの画像

    私はフォルダ単位でアップロードしました。これは時間がかかります。個人差あると思いますが、私はアップロードに1時間位かかりました。

【ステップ:11】ネームサーバーの変更

私の場合はさくらサーバーでドメインを購入していましたので、さくらサーバーでネームサーバーの変更を行いました。

変更手順はさくらのネームサーバーの変更方法を参照ください。

wpXのネームサーバー情報は、wpX管理パネルの「サーバー基本情報」をクリックすると参照できます。

ネームサーバーの画像

設定が正常に完了していれば、数時間後にネームサーバーが更新されてwpXのホームページを参照するようになります。お疲れ様でした。

さくらからwpXへの引っ越しで注意すべきこと:まとめ

私がサーバーの引っ越しでハマってしまったことをまとめておきます。

さくらからwpXへの引っ越しで注意すべきこと

  1. データベースのテーブルのプレフィックスを「wp_」に置換しないと記事もテーマも表示されない
  2. アップロードの際には、ファイル形式などFTPの設定をむやみに変更して認識されなくなった
  3. 引越し後にWPのダッシュボードにログインする際には、さくらサーバーでのアカウントを使用すること

この最後の一文に注目。wpXでインストールした際のアカウント情報ではログインできません。さくらのデータベースを復元したので、さくらサーバーで使用していたWPのアカウントでログインします。

私はこれがわからずに、何回も再インストールを繰り返したあげくにギブアップ。無料お試し期間にも関わらずサポートのお世話になりました。

ご丁寧にログイン情報を確認してくださり、旧データベースのアカウントでのログインを指示いただき、無事にログインすることが出来ました。よかった!

ここまで、初心者の私には長い道のりでした。同じように苦労されている方がいらっしゃるかも?と思いアップさせていただきました。長くなってしまいましたので、SSL設定は次回に記載させていただきます。