クロスバイク「RAIL ACTIVE」がグレードアップしてさらにお買い得に

KhodaaBloom RAIL ACTIVE
コーダーブルームのエントリークロスバイク、RAIL ACTIVEがモデルチェンジ。これまでクランクはコストダウン品を使っていましたが、2021年からシマノ製にグレードアップしてさらにお買い得になりました。
RAIL ACTIVEのニューモデル紹介

これまでのトリプルクランクは、ギアが金属色むき出しのシルバーなのにクランクガードは黒で統一感がなかった。トリプルのインナーは峠に行かない限りほぼ出番はないし、重いしとデメリットが目立つ。
ニューモデルになって、フロントは46-30Tのダブルギアになった。街中でも登りでも扱いやすいギアで、守備範囲は広い。その気になれば40km/h以上出るし、箱根も登れる。
フレームサイズ440mmでのクランク長は170mmと標準的。440mm、480mmのフレームだと、ボトル台座がシートチューブとダウンチューブの2か所にあり、400mmサイズの場合はダウンチューブのみとなる。

リアはアルタスの8速(12-32T)なので、フロント2速と掛け合わせると16変速になる。

タイヤとフレームのクリアランスは、32cの標準タイヤでまだ十分に残っているのでさらに太くカスタマイズ可能。オフロードタイヤに履き替えてガシガシ走るのもあり。
一方で、リアエンド幅は130mmとロードバイク規格になっている。細いタイヤを履かせて快速バイクへのカスタマイズもできる。オン、オフ問わずに楽しめる万能バイクといえる。

サドルは幅広で、クッションが効いたタイプでお尻が痛くなりにくい。ロードバイクに乗り慣れた人には大きすぎるように見えるけど、ペダリングの邪魔にはならない。
ライバルとの比較
このRAIL ACTIVEと同じ価格帯だと、GIANTの定番クロスバイクR3シリーズが有名。そのグレードアップ版であるRX3とクロススターを比較対象として挙げてみる。いずれも軽量アルミフレームを持つスポーツバイクです。
項目 | RAIL ACTIVE | RX3 | CROSS STAR |
---|---|---|---|
定価(税込) | 57,200円 | 69,300円 | 61,600円 |
ギア数 | 2×8s | 2×9s | 2×8s |
タイヤ | 700×32c | 700X28C | 700X30C |
ハンドル幅 | 560mm | 540mm | 540mm |
重さ | 9.9kg(480mm) | 10.3kg(465mm) | 9.9kg(465mm) |
付属品 | ライト、ベル スタンド | ー | ー |
※特徴 | 軽い、死角なし アップライト姿勢 | 乗り心地重視 アップライト姿勢 | スピード重視 前傾強め |
※特徴:店員さんの説明より拝借
この中で、RAIL ACTIVEはタイヤが太くハンドル幅が広い。
タイヤはケブラービートを使ったタイプで軽く、信号待ちからの漕ぎだしはスムーズ。さらに最大空気圧が100PSIと高圧なので路面抵抗が少なく、スピードも出やすい。
ハンドル幅はGIANTに比べて2cm広い56cm。操作しやすくて速い、そんなクロスバイクを追求したように見える。
JISに、自転車の諸元としてハンドル幅が規定されています。
・レーシングバイク(ロードバイク):350mm以上、600mm以下
・スポーティ車(クロスバイク):350mm以上、600mm以下
・マウンテンバイク:350mm以上、1000mm以下 (注1)
注1:道路交通法施行規則 第2章には普通自転車の大きさは、長さ190cm以下、幅60cm以下と定められています。マウンテンバイクでハンドル幅が60cmを超えるものについては、「自転車」ではなく「軽車両」となり、歩道は走れません。
GIANTのRX3は、後ろ三角を曲線状にした柔らかいフレームで、乗り心地重視。クロススターは走り重視で、ハンドルが低くて前傾姿勢が強め。RAIL ACTIVEは直線基調のフレームでキビキビと走るので、中間的な存在といえる。
お買い得になったRAIL ACTIVE
クランクがグレードアップされた、NEW RAIL ACTIVEをご紹介しました。安定しつつキビキビ走る新型RAIL ACTIVE、あとは盗難防止用に鍵を買い足せばそのままツーリングに出かけられます。
カスタマイズも楽しめますので、ロードバイクに乗られる方の「遊び自転車」としてもおすすめです。