クロスバイク「RAIL ACTIVE」の11速化に必要なものとレビュー

2021年10月3日

11Speed RAIL ACTIVE

コーターブルームのクロスバイク「RAIL ACTIVE」のリアは標準で8速。フロントシングルにしていると、ちょうどいいギアが見つからなかったりする。

リアを11速化したら細かく変速できるので、走りたいギアで走れるようになりました。この記事では、RAIL ACTIVEの11速化に必要なものと交換後のインプレッションをご紹介します。

リア8速では足りない

実は、リア8速は昭和世代からすると十分贅沢に思える。アップダウンの少ない地域にお住まいであれば、特にそれ以上のギアは必要ないはず。

だけど筆者の住む横浜市は、あの箱根駅伝の第2区にある「権太坂」や「戸塚警察前の登り」などアップダウンが多い。どれも数十mレベルと低いけど、土地に余裕がないのでガツンと登りがち。特に保土ヶ谷の辺りは激坂が多い。

それこそ斜度の数だけギアは欲しい。8速だと重すぎるから変速したいけど、変速すると軽すぎる。あるいは軽すぎるから変速したいけど、変速すると重すぎて元に戻す・・・なんてことになる。

フロントを2枚にして平地用と登り用にすべきかもだけど、トップ側は38-11で十分だしロー側も38-32で足りてる。トップギアの38-11で走れば、30~35km/hくらい巡航速度でクロスバイクとしては必要十分(これ以上はロードバイクの速度域)。あとは軽いギア32との間をとにかく細かくしたくて、11速化した。

11速化に必要なパーツ

まず知っておくべきなのは、RAIL ACTVEのフレームは、リアホイールのエンド幅が130mmとロードバイク規格になってること。だからMTB系よりロード系のパーツを使ったほうが、相性問題のリスクが減る。

この記事でもロード系のパーツを使っていきます。以下の表は、主に必要となるパーツです(リンクをクリックするとAmazonの詳細ページをご覧になれます)。

パーツ型番
クランクFC-R7000
BBSM-BBR60
リア変速機RD-R7000 GS
シフターSL-RS700 右のみ
スプロケットCS-HG700 11-34T
チェーンCN-HG601
11速化に必要なパーツ一覧

順に説明していきます。

11速クランク:FC-R7000

RAIL ACTIVEの標準クランク(FC-TY501-2)は8速なので、11速に対応していません。チェーンリング一体型なので、チェーリングだけ11速のものに交換することも出来ない。なのでBBとクランク、丸ごと交換する必要があります。11速対応のFC-R7000シリーズに入れ替えれば、大幅な軽量化にもなる。

ただコロナ禍でFC-R7000が品薄になっていて、Amazonでも入荷待ちの状態。なので手持ちのFC-RS200のクランクアームに、11速対応のナローワイドリングを取り付けて対応しました。

FC-RS200に11速対応のナローワイドギアを取り付けたクランクを紹介するための画像
FC-RS200に11速対応ギアを取り付けた

BBは標準のものからFC-RS200用の110mmのものに交換しています。

11速リアディレイラー:RD-R7000 GS

アップダウンの多い地域にお住まいなら、最大34Tまでのスプロケットに対応するRD-R7000 GSがマスト。34Tまであれば普通の坂なら楽勝で、滑り止めのついてる激坂でもギリギリ登れます。

滑り止めのある激坂を紹介するための画像
滑り止めのある銭洗弁天の激坂

※2021年10月現在は、11‐34Tの価格が高騰しているので11‐32Tで代用しています。

11速シフター:SL-RS700 右のみ

シフターは11速に対応したSL-RS700(右のみ:画像)です。

こちらも品薄状態が続いていますが、まれにAmazonに出品されていることがあります。こまめにチェックしてみてください(2021年の9月末に「右のみ」を6000円台で購入できました)。

>> Amazonページはこちら

メルカリなどの中古品よりも安く、しかも状態がいい新品を購入できます。

Amazonで購入したSL-RS700右のみを紹介する画像
Amazonで購入したSL-RS700右のみ

標準ホイールは11速対応

RAIL ACTIVE標準の「P&P COMPONENTS WH-A1800R」は11速に対応しているので、新たに準備する必要はありません。標準では8速仕様となっていますが、スペーサーを外せば11速ホイールです。

8速スペーサーが装着されたフリーホイールを紹介する画像
銀色の輪っかが8sスペーサー

11速パーツの組付け

11速パーツの組付けについては、未経験であれば専門店にお願いしてください。工具を揃えるだけでも、結構なお値段になります。

ちなみに必要な工具は、

  • チェーンカッター
  • 六角レンチ
  • BB外し工具(コッタレス、BB抜き、BBレンチ)
  • BB取り付け工具(ホローテック用)
  • スプロケット外し/取り付け工具
  • ワイヤーカッター

です。

これから本腰を据えて自転車に取り組むつもりなら、高精度の工具セットと手順書を購入して行ってください。シマノパーツを使うのであればシマノの工具セットがいいですし、手順書はノウハウと画像が満載のロードバイクメンテナンス入門がおすすめです。

工具の良しあしは、作業のしやすさに直結します。特に力が必要なBB周りと、チェーンカッターはシマノ製をおススメします。他メーカーのものを買っては壊すを繰り返して学びました。

11速のRAIL ACTIVEレビュー

標準ホイールに11速スプロケットを装着し、ディレイラーをRD-R7000 GSに交換したのが下の画像です。

RAILの105仕様を紹介する画像
RAILの105仕様クロスバイク

ロードバイク規格のフレームなので、ロード用のパーツを使っています。細かく変速できるので、ちょっとした勾配や風向きの変化にもうまく対応できる。細かくいうと、トップ11~18までの間が4段から6段になった。

  • 8速:11-13-15-18-21-24-28-32
  • 11速:11-12-13-14-16-18-20-22-25-28-32

唯一困ったことは、SL-RS700にはインジケーターがないので、走りながら何速に入っているのか確認できないこと。「まだあるかな、あ、ある!」みたいに走ってます。

SL-RS700にはインジケーターがないことを説明する画像
SL-RS700にはインジケーターがない

当然「まだあるかな?あ、ない><;」もある。

あとシフトフィーリングはバチンバチン!と変速する感じでかたい。8速のアルタスが、カチカチと小気味よく変速してたのが懐かしい。

二か月乗ったらアルタス同様にカチカチ変速するようになりました

SL-RS700が装着されたハンドルを紹介する画像
SL-RS700のシフトフィールはかため

太い32cタイヤとの相性も悪くない。タイヤの重さをつながりのいいギアでカバーできる。太くて重いタイヤこそ11速にすべき。

11速にしてよかったこと

RAIL ACTIVEをフロントシングルにして、リアを11速化しました。ギア同士のつながりがいいので脚が楽だし、変速もスパスパ決まって快適そのもの。楽しくて無駄に走行距離が増えてしまう。たかが3段、されど3段です。自転車愛好家なら11速をおすすめします。

必要なパーツを再度掲載しておきます。ご参考になれば幸いです。

パーツ型番
クランクFC-R7000
BBSM-BBR60
リア変速機RD-R7000 GS
シフターSL-RS700 右のみ
スプロケットCS-HG700 11-34T
チェーンCN-HG601
11速化に必要なパーツ一覧

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Posted by Zippy