腰痛の方へ:ヒルクライムが楽になったサドル
ヤビツ峠、箱根をクロスバイクで登ったら腰が痛くなった。もう立ち止まって腰のストレッチをしないと、痛くて漕ぎ続けられない。
シンプルに体力不足なのは十分承知していますが、少しでも痛みが楽になるなら・・・そんな思いで柔らかいサドルに交換。予想以上に快適になったのでご紹介します。
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クッションサドルで楽になった
これまではMTBに乗っていたので、お尻に違和感はあっても腰は問題なかった。MTB、マウンテンバイクではありますが、普通は峠に行きませんよね。
そしてクロスバイクに乗り換えたら、サドルがとにかく硬くて段差でもガツンと来る。昔、ヘルニアを患ったこともあるので腰は大事にしたいところ。
いろいろと物色して選んだのはクッションがこれでもか!と分厚い「VELO Plush」です。

それほど前傾姿勢にならないクロスバイクには最適じゃないか!と。

ちなみに初期装備サドルは、お尻で路面状況を完璧に把握できるカチカチサドル。「クッションほぼなし」で軽さを求めるロードレーサー向け。
パッド付きのレーサーパンツ着用が前提なのでしょう。そもそも私の乗り方には合っていませんでした。
交換して走り出し・・・すぐ。( ̄ー ̄)ニヤリ
何より「男性専用」(女性用もあります)という安心感。色々と細かな気遣いを感じます。しびれないとか、落ち着きだとか。
スパルタンさとは真逆で圧迫感もありません。


段差はマイルドになり、ガタガタ振動はコトコトに変わりました。
ためしに三浦半島一周(約60km~)もPlushだと痛みがないし、疲れが違います。逆に「もっと走りたい!」と江ノ島まで足を伸ばして寄り道しちゃいました。
5年経って思う腰痛の原因
初心者の頃の腰痛の自分にアドバイスするなら次の二つです。ポジションと大殿筋です。
ポジションは大事だよ
Plushに交換して確かに腰は楽になり、サイクリングの距離も伸びました。当時は自己流でポジションを決めてて、プロの真似して無理して高くしてましたね。
しかもサドルは前上がりにして、めちゃくちゃでした。今思えば突っ込みどころだらけ。
サドルは低すぎても高すぎてもダメだし、前後位置や前下がり上がりなど全部重要。個人差が大きくて一概に「これがベスト!」というものがありません。
色々と研究してようやく自分のポジションが見えてきているのが5年目の今です。これまでにポジション調整で参考になった本はこちらの記事に掲載しています↓
大殿筋が大事だよ
骨盤を中央で支えている仙骨がずれると、腰痛の原因になるのだと最近学びました。
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そしてこの仙骨がずれてしまう主な原因は「大殿筋の弱さ」だそうです。腰痛を訴えるプロの競輪選手を診たら「大殿筋が弱かった」・・・という事例も紹介されていて興味深い。この本で紹介されている腰痛筋トレをやったら治ったそう。
他にも・・・
- 夜泣きがひどかった赤ん坊:ずれていた仙骨を矯正したらスヤスヤ眠るようになった、
- ゴルフをあきらめていた90代:矯正後にラウンド再開、
などの事例も紹介されています。仙骨とそれを支える大殿筋、メチャ大事みたいです。仙骨を緩める、矯正する、大殿筋を鍛える方法も明記されていますので、筋力の衰えかも・・・という方は読んでみてください。
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まとめ
登りで腰が痛くなると、サイクリングを楽しむどころではない・・・そんな苦悩から解放されるために、Plushサドルに交換したことをご紹介しました。
やはりクッション大事です。そして、ポジションも筋力も大事です。
しばらくはこのサドルでサイクリングを楽しみつつ、筋力向上に励みたいと思います。