エルゴトロンのモニターアームを使った感想3つ:Zwift編

2023年10月15日

メタルラックの上に設置していたPCモニター、斜め前に目線を動かさないと見えないし、高さや角度の調整も面倒でした。そこで老舗ブランドであるエルゴトロンのモニターアームを設置しました。

この記事では、Zwift目線でモニターアームを設置して感じた2つメリットと注意点1つをご紹介します。

モニターアーム設置して気づいたこと3つ

ぶっちゃけ、エルゴトロンのモニターアームは最高でした。他のでもいいかな?なんて買う前は思ってましたけど、100%エルゴトロン党になりました。

では、設置した感想をご紹介します。

その1.目線が楽になりました

Zwift目線で最大のメリットは、やっぱり、横を向かなくても良くなったこと。上でも紹介しましたけど、エルゴトロンを設置する前は自転車の脇に置いていました。

給水テーブルも兼ねたメタルラックの隅に置いてました。それが、エルゴトロン設置したら・・・

右斜めにモニターを置いてZwiftしている画像 モニターアームを使って正面を向いてZwiftしている画像

実走と同じ自然な目線、ド正面です!!

これまで常に右折目線でしたけど、アームを設置してからは正面です。余計な力が抜けて、走っていてとにかく楽。知らず知らずのうちにハンドルが右を向いていく現象もなくなりました。

収納も簡単でグイっとアームを押すだけ2秒で完了。ケーブル類はアームに這わせておけば動かしても絡まりません。

エルゴトロンのモニターアームを伸ばした画像
ぐるっと回して壁に向けるだけ

日常生活でも邪魔になりません!

できれば、カウンタックのガルウイングのようにガッと上がれば最高ですがね。物干しざおのような水平の支柱に取り付ければ可能でしょうか?

ちなみにこのエルゴトロンのモニターアームは長さが約52cmあります。クランプ台座を中心に半径52cmの円内なら固定可能です。

その2.コスパ最高!

でも・・・

そもそも最初からモニターの正面に自転車置けばいいのでは?

というご意見もあるでしょう。私も悩みました。アームにすべきか、こういったZwift専用品にするべきか?↓


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しかしご存じの通り、Zwiftに限らず専用品はとにかく高価。このデスクもモニターアームの倍以上しますし、お部屋の広さも必要。

このデスク、海外のセレブ友達が54万するKickr Bikeとセットで使っていますが、天井から床まである巨大ガラスのお部屋で半端ない広さの部屋の「片隅」で使っています。

私のマンションでは無理・・・

一方、普通のテーブルだと前輪が邪魔して画面が思いのほか遠くなり、大画面の魅力が半減><;

モニターアームを使えば前輪との干渉を避けつつ、ほぼ目の前、何ならハンドル付近に画面を設置して24インチで視界いっぱいにすることも可能。わたしは老眼なので無理ですが・・・

この位置決めの自由度が非常に高いのがモニターアームです。固定した位置で画面の角度を変えたり、回転させることも可能。

唯一、アーム方向(上の画像では右向き)にはできません。

ちなみに、台座の支柱にあるストッパーを動かせば高さ調整も可能です。

エルゴトロンモニターアームの台座の画像
高さ調整も可能

追加アームを購入すれば画面を追加することも可能です。Youtubeのレース動画見ながら漕げば、時間が経つのも早そう。

高さ調整もできて収納もバッチリ。しかも安い。

その3.設置は丁寧に!よく考えて!

モニターアームを安全に使うために、気を付けるべき点をお伝えします。

ズバリ、バランスです。

アームもモニターも重いので、倒れないように気を付ける必要があるのです。アームを伸ばして使う場合には、さらに重心が不安定になります。

わたしは転倒を防ぐために、20kg近いゲームPCやギターアンプなどの重量物をメタルラックに載せ、さらにアームを伸ばす方向とは反対側の縁にクランプ台座を取り付けて安定させています

エルゴトロンモニターアームをメタルラックに取り付けた画像
上下に板をかませて壁側に取り付けた

手前にアームを伸ばすなら、壁側に台座を取り付けるのです。

ただメタルラックの格子は薄すぎて、そのままでは取り付けできませんので、板をかませてクランプ台座を取り付けました。

  1. 重いもので重心を低くする
  2. 壁側に板をかませてクランプを取り付ける

この2つの対策によって、27インチモニタでも安定して設置できました。

モニター設置後は、モニターを押したり引いたりしても安定しているか、必ず確認してください
※台座の大きさは横幅16cm、奥行き12cmほどです。

モニターアームの選び方

モニターがVESAという規格に対応していれば、モニターアームを取り付けることができます。

対応しているのかどうか分からない方は、モニターの背面をのぞき込んでください。VESA対応であれば中央に4つのねじ穴があります。

モニター背面のVESA対応のねじ穴の画像
VESA対応のねじ穴

あとはどこに取り付けるのか?によって購入するモニターアームが変わってきます。

  • テーブル天板に取り付けるクランプタイプ、
  • 頑丈な垂直ポールに取り付けるタイプ、
  • 壁面に取り付けるタイプ

などがあります。

タイプが決まったら、モニターサイズに対応した強度の商品を選びましょう。「大きいモニター=重い」なので、バネの強度が弱いとお辞儀しちゃいます。

商品説明をよく読むと「32型まで対応」とか書いてあります。今後、より大画面化していくと思うので少し大きめ対応がおすすめ。

モニターアーム選びで間違いがないのは定番メーカー「エルゴトロン」の商品です。筆者は2019年11月に購入してから約4年使っていますが、いまだにしっかり支えてくれています(Zwift用としては2023年10月から)。

私が愛用しているのはエルゴトロン LXという34型モニターまで対応している商品です。27型の4Kモニターを取り付けてもお辞儀することもありません↓

4Kモニターを取り付けたエルゴトロンのモニターアーム
27型の4Kモニターでお辞儀なし

エルゴトロンのモニターアーム まとめると

Zwiftの画面が正面にあることは思っていた以上に快適でした。Zwiftがさらに楽しくなって気分が上がります。途中で画面がお辞儀するという残念なこともありません。エルゴトロン、おすすめです。