ミノウラMD640のベルトテンション調整

2022年8月31日

ミノウラのサイクルトレーナー「MD640」のベルト調整方法をご紹介します。10分ほどで完了する作業なので簡単です。

MD640のベルト調整手順

ベルトの調整手順は、ミノウラ公式サイトにも掲載されています。

以下、手順に従って実際に行った様子をご紹介します。

  • Step 1.

    【カバーを外す】

    MD640のカバーボルトの位置を説明する画像

    黄色丸で囲ったカバーボルトを外します。筆者のMD640は緩くて驚きました。

  • Step 2.

    【調整前のテンションを確認】

    指の腹でベルトを押し込み、張り具合を確認します。今回は3mmくらいのたわみ量でした。

  • Step 3.

    【ピンク丸のボルトを少し緩める】

    MD640のテンション調整手順を紹介する画像

    ピンク丸で囲ったボルトを少しだけ緩めます。絶対に引き抜かないように、緩み防止のスプリングワッシャーが効いている範囲内にしてください。

  • Step 4.

    【テンション調整ボルトを締める】

    黄色いボルトを時計回りに少しずつ締めます。1mm程度のたわみになるよう調整しました。

  • Step 5.

    【復帰作業】

    ピンク丸のボルトを締め直し、カバーを取り付けて完了です。

作業後は「すべり」が解消された

さっそくZwiftしてチェック。100w⇒350wを繰り返し試したところ「すべり」は解消していました。

Zwiftでトレーナーのすべりがないことを検証したことを示す画像
急加速を繰り返し試してすべりがないことを確認した

路面がギュッと食いついてくる感じで、パワー抜けがありません。いい感じです。他にもいいことが2つありました。

静かになった

テンション調整後は、高音のノイズが減って静かになりました。回転精度が上がったような感じです。また、カバーをしっかりねじ止めしたことで密封性が上がったこともよかったと思います。

ただ、スプロケットとチェーンの駆動音が気になり出したのでリアディレイラーを調整。さらに静かになりました(喜)。何事もメンテは大事だと痛感しました。

シンプルな構造で耐久性に期待

メカニカルなシンプル構造でメンテ可能となると、耐久性がいいのでは?と期待できます。

負荷は永久磁石で、そもそも劣化しやすい電気系統がない。Kickerを5年使っている友人は「電源プラグがZwift中に抜けてしまう」と愚痴をこぼしていますが、そういったトラブルもありえません。

購入する際はあまり深く考えてなかったけど、MD640でよかったかも。

まとめ

ミノウラのサイクルトレーナーMD640のベルトテンション調整方法をご紹介しました。10分程度で静かに快適に走れるようになりました。

すべりが気になり始めたらベルト調整を行ってみてください。

機材トレーナー

Posted by Zippy