ミノウラのダイレクトドライブ型のサイクルトレーナーMD640は本当に静かなのか?スマホアプリを使ってZwift中の走行音量を計測してみました。
MD640の走行音量を計測した
MD640の走行音を計測した結果、49~55dB(100~300w)でした。エリートのタイヤドライブ型の固定ローラーに比べて、少しずつ小さい数値となりました。
トレーナー | 100w | 150w | 200w | 250w | 300w |
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MD640 | 49dB | 51dB | 53dB | 54dB | 55dB |
QuboFluid | 52dB | 53dB | 55dB | 56dB | 56dB |
※ハンドル上に固定して計測しています
特筆すべき点はMD640は負荷調整ができるので、変速せずとも負荷の上げ下げができること。うるさい変速音を出さずに負荷の調整が出来るのは静音面では有利です。
家族の反応

スマホアプリによる走行音量はエリートのQuboFluidよりも小さい数値となりましたが、家族の意見は「音が大きくなった」です。
ー MD640 ー
- 高負荷では重量感のある金属音
- フリーハブの音が大きい
ー QuboFluid ー
- 軽いものが軽快にまわる音
- 高負荷だと騒音・振動が大きくなる
フリーハブの空転音はQuboFluidでは気になりませんでしたが、MD640ではうるさく感じます。チェーンや変速音も目立つようになりました。フリーホイール表面が平らなので、音を反射しているように思います。
ミノウラ MD640のおさらい
ミノウラのMD640は、ダイレクトドライブ型のサイクルトレーナーです。ただし自動負荷機能はありません。手元のダイヤルで負荷を調整することができます。
主な特徴は次の通りです。
ミノウラ公式サイトより抜粋
- ダイレクトドライブ
- ネオジウム(Nd)磁石によるマグネット負荷方式
- 7段変速手動リモコン
- 免震加工アジャスター脚を採用
- スムーズな回転と静粛性において評価が高い「神楽専用リブベルト」を採用
シマノの8~11速、130-135mmクイック/12×142-148スルーアクスルに対応。実売価格は5万円台です。
使用した印象
メリット | デメリット |
---|---|
使った印象としては期待したほどの静音性はなかったこと以外、可もなく不可もなくといった感じです。マグネット負荷ならではの多少ムラがある抵抗感で、回転のスムーズさがもっと欲しいなと思う時はあります。
このMD640にはスピードセンサーが付属しているのでZwiftにも対応していると言えますが、あくまで概算値なので頑張っても正式なリザルトとしては認定されません。正式リザルトとして順位やタイムを認められるにはパワーメーターの使用が必須です。
筆者は4iiiiの左クランクパワーメーターを使用しています。

まとめ
ミノウラMD640の走行音をスマホアプリで計測した結果、49~55dB(100w~300w)となりました。計測結果は良好ですが、耳で聞いた印象は数値よりも大きく感じます。
その後、テンションベルト調整によって静かになりました。
