自転車の譲渡に必要なこと

自転車の譲渡に必要な手続きと整備についてご紹介します。
自転車の譲渡に必要なこと
自転車を譲渡する際に必要なことは主に二つ。「書類の作成」と「自転車の整備」です。
書類の作成

自転車を譲渡する際に必要な書類は、次のいずれかです(神奈川県内の譲渡の場合)。
- 防犯登録甲カード(お客様用)
- 防犯登録変更・抹消届(お客様控え)
- 譲渡証明書
これらを譲渡する相手に渡すことで、相手方がスムーズに防犯登録できます。譲渡する相手方の手を煩わせないよう、誠意をもって準備しておきましょう。
神奈川県の譲渡書類は下記リンクからダウンロードできます。
(※)神奈川県外の相手に譲渡する場合は、防犯登録変更・抹消届(お客様控え)が必要になります。
譲渡する自転車の整備

譲渡まえに自転車を整備しておくことも必須です。「プロによる安全点検」を受けておけば安心です。
筆者の自転車は、サイクルベースあさひに点検・整備依頼をしました。防犯登録解除込みで3000円でした。(注)別途、整備代が必要な場合もあります。
※自転車の状態によっては、別途、整備代が必要な場合もあります。
譲渡相手に伝えること
譲渡する相手に伝えることは次の通りです。
- 鍵やライト、スタンド、ベルなど付属品の有無
- 傷や汚れ
- 整備状況
筆者の場合、「甥っ子に譲渡したいんです」と伝えたら、

スポーツ車は左が前ブレーキなので、その点は必ず伝えてください!
とアドバイスいただきました。
傷や汚れを隠すのはトラブルの元。あらかじめ告知しておきましょう。また、ブレーキパッドやタイヤ、ワイヤー類などの消耗品は交換済みなのか、伝えておきましょう。
乗り出すにあたって追加の料金が必要なのか、譲渡を受ける側は気にしています。
洗車を済ませて譲渡

お別れライドを楽しんだ後は、洗車して譲渡に備えます。大切にされていたのか、放置されていたのか?譲渡を受ける側は見たらすぐに分かります。
少しでも喜んでいただけるよう、最後に洗車しておきましょう。
自転車の譲渡 まとめ
自転車の譲渡に必要な手続きと整備についてお伝えしました。譲渡を受ける側の「不安」を少しでも軽くするために、手続きと整備・安全点検はしっかり行いましょう。
神奈川県の場合を例に記事を書きましたが、譲渡にあたっては各都道府県のルールに従ってください。