iPhoneをTV出力してZwiftを楽しむ方法

iPhoneの画面をTVやモニタに出力する方法と必要なもの、注意点をお伝えします。
大画面でのZwiftは集中力が持続するので、練習に最適です。
iPhoneをTVに出力する方法
iPhoneをTV(モニタ)に出力するには、
- AppleTVで接続する、
- HDMIケーブルで接続する
という2つの方法がある。それぞれのメリット・デメリットは次の通り。
AppleTV:
メリット:無線接続でスッキリ、性能保証
デメリット:導入費用が高い、無線接続やアプリの設定が必要
ケーブル接続:
メリット:安い、つなぐだけ
デメリット:ケーブルが煩わしい、スマホの性能にもよる
費用はなるべく抑えたいのと、AppleTV4Kよりも手持ちのiPhone8のCPUが1割ほど高速(Geekベンチ5による)なのでケーブル接続方式にした。
AppleTV4K A10X Fusionチップ | ・シングルコア:827 ・マルチコア:2304 |
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iPhone8 A11 Bionicチップ | ・シングルコア:932 ・マルチコア:2569 |
AppleTV4Kはシェーダーを搭載しているので画面はキレイと推察します
- iPhone7(A10Fusion):776 – 1422
- iPhoneXS,XR(A12Bionic):1118 – 2764
- iPhone11(A12Bionic):1334 – 3524
- iPhone12(A12Bionic):1592 – 4112
純正HDMIアダプタで接続

アダプタにはApple純正(5000円~)と互換品(2000円~)がある。おすすめは断然純正品。
安い互換品を買ったら、
- 剛性感なし:ぐにゅっとした接続感
- 動画がカクカク:常にカクカクするので目が疲れる
- 映像がぼやける:アナログTVのような解像度
- たまに画面が真っ暗になる:落ちる?
- 二日目から使えなくなった
と不具合だらけ。すぐに返品した。
改めて純正品を買い直したら、品質が違い過ぎてビックリした。差し込んだ時のカッチリ感からして全然ちがう。

しかも互換品は認証作業が必要だったけど、純正品はつなぐだけでいい。
HDMIケーブルは長いものがおすすめ。YoutubeやAmazonプライム動画をTVで見るときに、iPhoneをリモコン(一時停止、早送りなど)として使えるから。
(プライム動画は30日間まで無料で見れます)
TVにつないでZwift
リビングにある42インチTVにiPhone8を接続し、固定ローラーをセットしてサドルに座ったらTVを見下ろす感じの目線になった↓

漕ぎ進めるとステレオサウンドで臨場感があるし、景色も左右に流れるようでいつもの10㎞/h増しな感覚。
ライバルたちとのタイム差、パワーレシオ(w/kg)も問題なく見える。

iPhone8に比べて面積比で80倍、さすがに没入感が違う。
スマートトレーナーへの投資もいいけど、視界への投資もおすすめ。数千円と安上がりで効果的。
ライバルや景色を観察しながら走ったら、いつものルートが短く感じた。

結果としてたくさん走って3ヶ月でFTPが15w(Zpower)向上した。

また充電しながら遊べるので、200kmブルべも無事に完走できた。断トツでビリでしたが、、、

【注意点】熱がこもりやすい
スマホケースをつけたままだと、iPhone8がかなり熱くなる。処理能力がギリギリなのかも。
念のためスマホケースは取り外してZwiftしてる。
動作確認できたiOS
Apple純正なので問題ないはずだが、Amazonには「使えなかった」とのレビューもある。個人的にiPhone8で動作確認できたiOSバージョンを表に書いておく。
動作確認できたiOS | 12.4.1 13.1.2、13.3、13.3.1、13.5.1 14.0.1、14.2、14.3、14.4、14.4.2 |
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まとめ
iPhoneを大画面TVに出力する方法と、大画面でZwiftした印象をお伝えしました。純正アダプタと長めのHDMIケーブルがあれば、すぐにTVに表示できます。