ZwiftでHR-12を2年使ってわかったこと

Zwiftでキャットアイの心拍センサー「HR-12」を2年間使い続けました。
ちゃんと計測できる?壊れない?ぶっちゃけ、使い勝手はどう?そんな疑問にお答えします。
HR-12、ぶっちゃけZwiftでどう?
感想をひと言でまとめるなら、冬場は少し弱いかな・・・というもの。
その理由は、乾燥肌に弱いことです。アラフィフの乾燥した肌(特に冬場)は、電気抵抗が増大するのでECGクリームを塗るなどの対策が必要↓
塗らないと安定して計測できないことがあります(しっとりされている方は問題ないと思います)。
私の場合は、40代から使い続けて徐々に計測が不安定になっていきました。製品の劣化(寿命)なのかと思っていましたが調べていくうちに乾燥肌に行きついたのでした。
乾燥肌を自覚されていて保湿クリームが手放せないような方は、光学式の心拍計の方が良さそう。Polarの製品であれば乾燥肌でも安定して計測してくれますし、誤差も気になりません。
電池交換の頻度について

HR-12は電池交換式です。一般的なボタン電池(CR2032)なので、コンビニやスーパーでも入手可能。
充電式に比べて劣化の心配はないですが、交換は面倒です。電池残量を知らせる仕組みもないので、いきなり切れることも・・・電池がなくなると画像のように、断続的にゼロになったりフリーズします。

ちなみに、HR-12の電池寿命は「1日1時間の使用で約5ヶ月」とHPに記載があります。実際の交換記録は以下の通り。
電池交換した日付 | 走行距離 |
---|---|
2019年5月14日 | 1,500km:付属電池 |
2019年7月9日 | 1,450km |
2019年8月12日 | 1,000km |
2020年7月4日 | 12,000km |
2020年9月7日 | 3,000km |
2021年1月27日 | 2,900km |
2021年3月24日 | 800km |
同じメーカの電池を使い続けてますが、持ち具合はバラバラです。
裏ブタは結構固いので「ペンチでコインを掴んで回す」をおすすめ。しっかり閉めないと電池がカタカタ動きます。最後に横のリセットボタンを押すことを忘れずに。
ベルトの耐久性について

HR-12は本体の耐久性は高そうですが、問題はベルトです。これはどの心拍計も同じだとは思いますが、ベルトは「消耗品」扱いです。
ベルトが劣化すると、心拍表示がフリーズしたり不連続データになります。電池消耗の「切れる⇔戻る」を繰り返すのとは違うので見分けられます。
漂白剤と乾燥機はNG
使い始めの頃は何も気にせず洗濯してたのですが、ふと気づくと電極パッドがめくれあがってました。洗濯マークを確認したら、
- 40℃までの湯温で通常洗濯可能
- 漂白剤、乾燥機はNG
でした。
洗濯機は大丈夫なはずですが、殺菌効果のある「キレイキレイ+手洗い」をおすすめします。特に、パッド部分の汗をしっかり洗い流すのが大事です。計測性能に影響します。
2020年9月:新モデルになった
2020年9月に追加注文したら改良されていました。左右電極パッドから中央部分まで、一体型のカバーで覆われました。

もうめくり上がりません!洗濯機に正式対応した模様。怖くて手洗いですが・・・
2021年7月:リピート購入
愛用してたHR-12ですがなぜか紛失。1週間探しても見つからないのでリピート購入しました。2年以上使い込んでてトラブル対処法も熟知してる今となっては、他のに乗り換えるリスクの方が大きく感じてしまう。
一時期、仕様変更が見受けられたベルトは元に戻ったよう・・・
※購入翌日、なくしたと思ったHR-12が子ども部屋でみつかりました・・・無念
まとめ
HR-12を2年使い続けて分かったことをご紹介しました。製品は素晴らしいですが、加齢で肌の乾燥が進んで使いにくくなってきたかも。
予備ベルトの交換で乗り越えてきましたが、ついに光学式に乗り換えました。現在は、POLARのVERITY SENSEを愛用しています。