GVOLT70の見え方をシーン別に画像で紹介
クロスバイクに吊り下げ式のライト「GVOLT70」を装着し、街中、河川敷、トンネルでどのように見えるのか、撮影してみました。
画像はiPhoneで撮影。自動で補正されてしまったので、見た目に近くなるよう手動で補正しています。
街中では快適
元々、対向車が眩しくないように配慮した設計となっているGVOLT70、街中では不便を感じることはありません。街灯やお店の灯りでも十分明るくて、ハイ、ミドルなどモードを変えても見え方にそれほど変わりはありません。
電池を温存できるローでも十分です。ちなみに、各モードの明るさと連続使用時間は次の通り。
- ハイ(連続7時間、260ルーメン)
- ミドル(同9.5時間、200ルーメン)
- ロー(40時間、50ルーメン)
- 明暗繰り返し(25時間、ハイ⇔ロー)
- 点滅(210時間、ハイ)
ちなみに点滅させながら走行しても、法律上は問題ないようです(東京都資料より)。
まず、道路交通法第52条第1項では、自転車を含む車両等は、夜間、道路にあるときは、同法施行令第18条で定めるところにより、前照灯をつけなければならない旨が規定されています。(中略)夜間、自転車を走行する際には、点滅・点灯を問わず10メートル先を照らすことができる明るさと、白色もしくは淡黄色の前照灯をつけて走行しなければならず、御意見のあった点滅式ライトについて、この基準を満たしていれば違法ではありません。
東京都の報道資料より引用
GVOLT70があれば、街中の夜間走行は快適です。




暑い夏こそナイトライドです。
街灯のない場所は明るさ不足
街灯のない場所では、各モードの違いがハッキリでます。ほぼ真っ暗なサイクリングコースで撮影した画像がこちら↓。
ハイ 260ルーメン | ミドル 200ルーメン | ロー 50ルーメン |
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ミドル/ハイモードだと路面がよく見える。凸凹も分かりやすいので走りやすいかと思ったら、前方が見にくい。走りなれた道をゆっくり進むのであれば問題ないでしょうが、初見の峠とかは厳しそう。

前方が見にくいので動物や危険の察知も遅れそうです。やはりGVOLT70は街中で周りに配慮しながら走る人のためのライトなのです。
峠に行くのであれば、街中用(GVOLT70)と峠用と二つあると安心でしょう。街中で「おい!眩しいじゃないか!」といったトラブルを回避しつつ、峠でもバッチリ見えると最高です。
灯りのあるトンネルも快適
小さな明かりのある細いトンネルでも撮影してみました。各点灯モードの違いがハッキリでした↓
ハイ 260ルーメン | ミドル 200ルーメン | ロー 50ルーメン |
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出口が見えて灯りもある(ある程度の明るさがある)のは、河川敷と街中の中間的な状況です。前も路面も見えて走るには支障がない。
この辺りまでがGVOLT70の守備範囲でしょうか。
ただ先が見えない真っ暗なトンネルは厳しいでしょう。前が見えないのはとにかく怖いので、夜間の峠道と同様にGVOLT70の他に上向きライトが必須です。
GVOLT70の取り付け方
GVOLT70はハンドルの下に取り付けます。製品に付属している専用のブラケットを使えば、しっかりと固定できます。

- 【Step.1】ブラケットを取り付け
- 付属のブラケットのダイヤルを回して仮固定します
- 【Step.2】ライトを取り付け
- カチッと音がするまで手前に引いてください
- 【Step.3】角度の調整
- 点灯させて適切な照射角度になるようブラケットの向きを調整
- 【Step.4】本締め
- 一旦ライトを外して、ブラケットのねじを本締めして固定します
- 【Step.5】ライトを取り付け
- ライトを取り付けてぐらつきがないか確認して完了です
ハンドル下にセットするので、見た目がスッキリ。


ブレーキレバーの下に隠れるように取り付ければ昼間でも存在は気になりません。
自転車ライトに関する法律
自転車の夜間ライトに関する法律は、道路交通法(道路交通法第52条、第63条の9、道路交通法施行令第18条、道路交通法施行規則第9条の4、都道府県公安委員会規則)に定められています。
まとめると次の二つです。
- 夜間はライトを点灯すること
- 反射材なしは夜間走行できません
守らないと【5万円以下の罰金等】となりますのでご注意ください。
まとめ
GVOLT70を使用した感想は、次の4つ。
- 街中での走行には必要十分な明るさ
- ハンドル周りがスッキリ
- 街灯のない道では先が見にくいので危険
- 電池残量が20%以下で警告あり便利
電池残量が少なくなると、電源スイッチが赤く点灯します。充電のタイミングを教えてくれて助かります。街中用のライトとしては使い勝手もいいし、周りに配慮しているので気楽に使用できます。