GVOLT70の見え方をシーン別に画像で紹介

2022年12月9日ライトCateye

クロスバイクに吊り下げ式のライト「GVOLT70」を装着し、街中、河川敷、トンネルでどのように見えるのか、撮影してみました。

画像はiPhoneで撮影。自動で補正されてしまったので、見た目に近くなるよう手動で補正しています。

街中では快適

元々、対向車が眩しくないように配慮した設計となっているGVOLT70、街中では不便を感じることはありません。街灯やお店の灯りでも十分明るくて、ハイ、ミドルなどモードを変えても見え方にそれほど変わりはありません。

電池を温存できるローでも十分です。ちなみに、各モードの明るさと連続使用時間は次の通り。

5種類のモード
  1. ハイ(連続7時間、260ルーメン)
  2. ミドル(同9.5時間、200ルーメン)
  3. ロー(40時間、50ルーメン)
  4. 明暗繰り返し(25時間、ハイ⇔ロー)
  5. 点滅(210時間、ハイ)

ちなみに点滅させながら走行しても、法律上は問題ないようです(東京都資料より)。

まず、道路交通法第52条第1項では、自転車を含む車両等は、夜間、道路にあるときは、同法施行令第18条で定めるところにより、前照灯をつけなければならない旨が規定されています。(中略)夜間、自転車を走行する際には、点滅・点灯を問わず10メートル先を照らすことができる明るさと、白色もしくは淡黄色の前照灯をつけて走行しなければならず、御意見のあった点滅式ライトについて、この基準を満たしていれば違法ではありません。

東京都の報道資料より引用

ただしキャットアイの説明書には

道交法上、点滅(デイタイムハイパーコンスタントを含む)はあくまでも補助灯としての使用に限定してください。

キャットアイHPより

と注意書きがあります。

GVOLT70があれば、街中の夜間走行は快適です。

暑い夏こそナイトライドです。

街灯のない場所は明るさ不足

街灯のない場所では、各モードの違いがハッキリでます。ほぼ真っ暗なサイクリングコースで撮影した画像がこちら↓。

ハイ
260ルーメン
ミドル
200ルーメン
ロー
50ルーメン
GVOLT70の260ルーメンの明るさを説明する画像GVOLT70の200ルーメンの明るさを説明する画像GVOLT70の50ルーメンの明るさを説明する画像
GVOLT70の河川敷での点灯モード比較

ミドル/ハイモードだと路面がよく見えます。凸凹も分かりやすいので走りやすいかと思ったら、前方が見にくいのです。

GVOLT70のミドル200ルーメンの明るさを後方から確認した画像
ミドル200ルーメンを後ろから撮影

この明るさでは、とてもスピードを出す気にはなれません。

やはりGVOLT70は街中で周りに配慮しながら走る人のためのライトであって、他のシーンでの使用には向きません。

キャットアイのパンフレットを参考にすると、GVOLT70の明るさ(Max260ルーメン)は街乗りレベル止まり。です。

乗車シーン必要な明るさ
ルーメン
街乗り100~200
通勤・通学300~700
該当少なめ700~1000
ナイトレース1000~
必要なヘッドライトの明るさ

街灯の少ない住宅街や通勤通学には若干明るさ不足のようです。また高速で走るレースでは、前方を強力に照らすライトが必須です。

灯りのあるトンネルも快適

最後に、小さな明かりのある細いトンネルでも撮影してみました。各点灯モードの違いがハッキリでした↓

ハイ
260ルーメン
ミドル
200ルーメン
ロー
50ルーメン
GVOLT70の260ルーメンの明るさを説明する画像GVOLT70の200ルーメンの明るさを説明する画像GVOLT70の50ルーメンの明るさを説明する画像
GVOLT70のトンネル内での点灯モード比較

出口が見えて灯りもある(ある程度の明るさがある)のは、河川敷と街中の中間的な状況です。前も路面も見えて走るには支障がない。

この辺りまでがGVOLT70の守備範囲でしょうか。

ただ先が見えない真っ暗なトンネルは厳しいでしょう。前が見えないのはとにかく怖いので、夜間の峠道と同様にGVOLT70の他に上向きライトが必須です。

GVOLT70の取り付け方

GVOLT70はハンドルの下に取り付けます。製品に付属している専用のブラケットを使えば、しっかりと固定できます。

専用ブラケットにGVOLT70を取り付けたところを紹介する画像
専用ブラケットにGVOLT70を取り付けたところ
  • 【Step.1】ブラケットを取り付け
    • 付属のブラケットのダイヤルを回して仮固定します
  • 【Step.2】ライトを取り付け
    • カチッと音がするまで手前に引いてください
  • 【Step.3】角度の調整
    • 点灯させて適切な照射角度になるようブラケットの向きを調整
  • 【Step.4】本締め
    • 一旦ライトを外して、ブラケットのねじを本締めして固定します
  • 【Step.5】ライトを取り付け
    • ライトを取り付けてぐらつきがないか確認して完了です

ハンドル下にセットするので、見た目がスッキリ。

GVOLT70を装着したハンドルを紹介する画像
GVOLT70を取り付けたハンドル
GVOLT70を装着したハンドルを紹介する画像
GVOLT70を装着したところ

ブレーキレバーの下に隠れるように取り付ければ昼間でも存在は気になりません。

自転車ライトに関する法律

自転車の夜間ライトに関する法律は、道路交通法(道路交通法第52条、第63条の9、道路交通法施行令第18条、道路交通法施行規則第9条の4、都道府県公安委員会規則)に定められています。

まとめると次の二つです。

  1. 夜間はライトを点灯すること
  2. 反射材なしは夜間走行できません

守らないと【5万円以下の罰金等】となりますのでご注意ください。

まとめ

自転車ライトをGVOLT70にすれば、ハンドル周りがスッキリします。ガッチリ固定できて残念なお辞儀もありません。

対向車に配慮した製品なので「おい!眩しいぞ!」といった不要なトラブルに巻き込まれず、安心して街中を走行できます。

スイッチが赤く点灯したら要充電のサインですので、忘れずに充電しましょう。

CATEYE GVOLT70
CATEYE GVOLT70 自転車ライト
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ライトCateye

Posted by Zippy