Garminウォッチの心拍データをPCのZwiftと連携させる
PCでZwiftされている方は、Garminウォッチを心拍センサーとして活用できます。これはPCにUSBタイプの「ANT+アダプタ」を取り付けることで簡単に実現可能です。
Appleデバイス(iPhoneやiPad、AppleTVなど)でZwiftされている方は、この方法では出来ません。Bluetooth接続をおすすめします。
Garminウォッチを活用する場合は「ANT+アダプタ」が必要

Garminウォッチの「ANT+」規格をPCに認識してもらいためには、USBタイプの「ANT+アダプタ」を取り付ける必要があります。
早速、PCにつないでZwiftしてみます。
Garminウォッチを連携させる方法

GarminウォッチをZwiftに認識してもらうまでの設定手順をご紹介します。
WindowsにこのANT+アダプタを認識してもらいます
ANT+アダプタが有効となっている状態で、Zwiftを起動します
Zwiftをペアリング画面にしたらGarminウォッチの設定を始めます
画面を長押しして心拍設定モードにします
心拍設定画面の一番下にある「心拍転送モード」をタッチ
と表示されたら画面タッチ
と表示されたらチェックマークをタッチ
接続されたことを確認してください
うまく設定できれば、2秒くらいでZwiftがGarminウォッチを認識してくれます。

このとき「Garmin Vivoactive」などとGarminウォッチの機種名が表示されるのではなく、「HR Strap」とだけ表示されました。右には「ANT+」接続を示すマークが表示されています。
ちなみにパワーメーターなどもこのUSBタイプの「ANT+アダプタ」を使えば、Zwiftと接続できます。

GarminウォッチでZwiftできた

ペアリングされた状態でZwiftを始めたら、左上のデータ欄に心拍数が表示されているのが確認できました。57wがパワーメーターの数値で、50rpmがケイデンス、99bpmが心拍数です。
HR-12の胸ベルト式センサーに比べると、手首に巻くだけなので気楽に感じます。またGarminウォッチは元々防水仕様なので、Zwift後にサッと丸洗いして汗を洗い落とせます。
また、ライドレポートがアップロードできるようになったのも嬉しい。
これまでiPhoneでZwiftしてた時は、走行後のタイムラインがアップロードが出来なかった。どうやるんだろ?と個人的に謎でしたが、この「ANT+アダプタ」を使うことで可能となりました。
PC上でこの画面にしておいて、手元のコンパニオンアプリでスクショを取ればOKです。

パッと見で、どういう走りをしたのかシェアできるので便利です。
Garminウォッチの心拍計の精度について
GarminウォッチでZwiftしていて気になるのは、たまに接続が切れることです。考えられる原因として、次の3パターンをご紹介します。
- タオルが触れて反応してしまう
- ベルトがきつすぎる
- ANT+の電波干渉
タオルの接触で途切れる
タッチスクリーン対応のGarminウォッチだと、汗を拭いたタオルがスクリーンにタッチしていつの間にか心拍転送モードがオフに・・・あるあるです。タッチスクリーンを無効化する設定が欲しいところ・・・現在、各種設定をいじってますが無理そう。
ベルトの締め付けすぎで安定しない
センサーを肌に密着させようときつくすると、下画像の前半部分のように計測が超不安定になります。頻繁に通信が切断する場合は、少しベルトを緩めてください。

上の画面でも、緩めた後は落ちることなく計測できているのがわかります。
ANT+の電波干渉で途切れる
ANT+の周波数は2.4GHz帯なので、電子レンジとよく干渉します。また、近距離通信を前提としていて電波強度が弱いので、距離が遠くなると途切れます。例えばハンドルから手を放して起き上がり、タオルで身体を拭いたり飲み物飲んだりしただけでも途切れやすくなります。
この点、Bluetoothの方が安定して通信できます。どうしてもGarminウォッチを使いたい方以外は、Zwift用にBluetooth接続の心拍計を購入したほうが幸せになれます。
まとめ
Garminウォッチの心拍データをZwiftと連携させる方法をお伝えしました。接続が安定しない場合は、タオルやベルトの締めすぎ、PCとの距離に気を付けてみてください。
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