GarminウォッチとZwiftを連携させる
GarminウオッチをZwiftの心拍センサーとして活用する方法をお伝えします。PCにANT+アダプタを取り付けることで簡単に実現できました。
準備したANT+アダプタ
デフォルト状態のノートPCでは、ANT+を受信できませんのでアダプタが必要になります。今回Amazonで購入したのは、USB ANT+ Stickです。

心拍センサー購入時に検討した際は1万円近くしたのに、2000円強で買えちゃいました。早速、PCにつないでZwiftしてみます。
Garminウォッチを連携させる
USBスティックを差し込んだだけで「ANT+」は有効化されました。次に、Garminウォッチの心拍転送モードをONにします。VIVOACTIVE3の場合は、
・心拍表示画面で長押し > 心拍計設定 > 心拍転送モード
で設定できます。
心拍転送モードをONにすると「バッテリーを消耗します」と表示される→画面タッチ、「心拍転送モードを開始しますか?」と念押し→画面タッチ。毎回、この「ふた手間」が面倒です。
設定が終わると、2秒くらいでZwiftがGarminウォッチを認識してくれました。

Zwift上では「Garmin」ではなく「HR Strap」と表示されます。右には「ANT+」接続マークがあります。

ちなみに、4iiiiパワーメーターも「ANT+」で同時接続できました(パワーメーターはBluetoothにも対応しているので、どちらも選べるようでした)。
ガーミンウォッチでZwift

ライド中も普通に心拍数が表示されるものの、計測が不安定になるパターンも判明しました。
心拍センサーが途切れる原因と対処法
Zwiftの途中で接続が切れるパターンは、次の3つです。
- タオルが触れて反応してしまう
- ベルトがきつすぎる
- PCから離れると途切れる
ひとつ目はタオルの接触です。腕の汗を拭いた際に、タオルとタッチスクリーンが反応して心拍転送モードがオフになってしまう。タッチパネルを無効化できればいいのだけど・・・現在、各種設定をいじってますが無理そう。
ふたつ目は、ベルトがきつすぎること。センサーを肌に密着させようときつくすると、下のSSTウォーミングアップのように全く参考にならない心拍データになります。緩め直してからは、安定して計測できています。

最後は、PCからの距離です。ハンドル前にPCを設置している場合、起き上がってタオルで身体を拭いたり飲み物飲んだりすると心拍センサーは途切れやすいです。ANT+の通信距離はBluetoothに比べると短いのかもしれません。
ライドレポートもアップロード可能に
これまでiPhoneでZwiftしてた時は、走行後のタイムラインがアップロードが出来なかった。どうやるんだろ?と謎だったけど、「ANT+接続PC」と「スマホのコンパニオンアプリ」を併用したことであっけなく出来た。

パッと見で、どういう走りをしたのか分かるので便利。
まとめ
手持ちのGarminウォッチをZwiftと連携させる方法をお伝えしました。格安で買えるようになったANT+アダプタのおかげで何の問題もなく実現できました。
接続が安定しない場合は、タオルやベルトの締めすぎ、PCとの距離に気を付けてください。