車内のニオイ対策!エアコンフィルター交換で燃費もアップ?!

愛車のエアコンを久しぶりに使うことになるこの季節、気になるのはエアコンのニオイ。除菌&消臭グッズもありますが、オススメは古いカビやホコリのついたフィルターを交換するという根本対策!というわけでフィルター交換レポートをお届けします。
GOLF4(1JAPK)のエアコンフィルターは?
GOLF4に適合するエアコンフィルターは、BOSCH社の場合は「キャビンフィルタープレミアム アウディ/VWCFPR-VW-5」という商品になります。カー用品店では品切れでしたのでアマゾンさんにて購入しました。
一番ハイスペックな商品なのですが、標準グレードの商品よりも安かったのでこちらに。標準グレードにウイルス抗菌が施された仕様です。

推奨交換時期は1年、もしくは1万キロ走行後だそう。消耗品と割り切って定期的に交換する必要がありますね。
箱を開けると製品と説明書が。カー用品店にて購入したエアフィルターのときには説明書がなかったのですが、アマゾンさんで購入した今回はありました。手順も再確認できてひと安心。

BOSCH社のエアコンフィルターであれば、BOSCH社HP内の適合品チェックページにて適合商品、取り付け方法など簡単に確認できます。自分で交換すると維持費の節約に。
エアコンフィルターの交換方法

エアコンフィルターの交換手順は、同封の説明書にも記載されています。
- ボンネットを開ける
- 右ハンドルなら車体左前方のカバーを開ける
- フィルターを引き出す
- 新しいフィルターをセットしてカバーを戻す
カバーを開ける際には、「開けようと強引に引っ張るのではなく、ツメを丁寧に解除する」こと。我が家のように15年乗っているような車の場合には、正しい手順で行っていてもプラスチックの劣化によってパーツが割れやすくなっていますので要注意です。
私自身、不慣れな前回の交換時に一部破損させてしまいました、、、くれぐれもご注意を。

黄色いほうが古いエアコンフィルターです。枯れ葉、虫など挟まっていました。

この後、元通りにネジ止めして、ゴムを付けたら完了です。一番厄介なポイントは、フタを差し込む時。右手ボディ内側に何らかのセンサーがありそれを壊さないようにすること、奥にあるパーツの下をくぐらせてからセットしないと入らないこと、この2つ。
フタをする前にしっかりと中を覗き込んで、センサーの位置、奥の出っ張りパーツの状況を確認してから挿入すると簡単にフタをすることができます。
エアコンフィルターを交換したらエンジンが静かに

エアコンフィルターを交換したら、エンジン音が静かになりました。エアコンの効率がよくなったことで電気使用量が減り、エンジンの負担が軽減されたのかもしれません。古い車ですが、手をかけるほどに愛着が湧いてきます。
エアコンフィルター交換で燃費アップ?
さて、DIYをしたら恒例の燃費チェック。今回は往路はいつもの首都高速道路、復路は渋滞を避けるために湾岸線にて検証しました。ちなみに今までの記録は次の通り。
往路(渋滞有) | 復路 | |
---|---|---|
走行距離 | 48km | 44km |
走行時間 | 1時間1分 | 42分 |
平均速度 | 47km/h | 63km/h |
平均燃費 | 14.2km/l | 15.9km/l |
そして今回、エアコンフィルター交換後の燃費は、
往路 | 復路 | |
---|---|---|
走行距離 | 48km | 54km |
走行時間 | 49分 | 48分 |
平均速度 | 58km/h | 67km/h |
平均燃費 | 16.2km/l | 16.4km/l |
とエアコン使用にもかかわらずに16km/l台を連発。渋滞もなく道路状況も良かったせいもありますが、カタログ燃費9.7km/lなのに・・・と思うのは私だけでしょうか?エアコン使用しない冬場の計測が楽しみになりました。
往路は15km走ったあたりから急にアクセルが軽くなり、燃費が伸びそうな手応えがありました。バッテリーの充電状態がよくなって発電不要となり、走行抵抗が減ったのでは?もしこの推察が正しければ、エアコンフィルター交換のメリットは大きいように思います。
復路は、制限速度が80km/hの湾岸線の左車線を走行。静粛性アップした車内、走りやすい道路で快適ドライブでした。クルマが調子いいと幸せ。遠出したくなる!実験条件はいつもと同じで、計測前にスタンドに寄ってガソリン満タン&タイヤ空気圧2.5としています。
車内のニオイ対策!エアコンフィルター交換で燃費もアップ?!:まとめ
前回のエアフィルター交換で燃費アップ、そして今回エアコンフィルターの交換で車内も爽やかになり、燃費もアップ。やっぱりクルマはきちんとメンテナンスすれば、本来の性能を発揮してくれます。
新しいものはもちろん素晴らしいですが、今ある物を大切に使うことの大切さも、クルマのDIYを通じて改めて感じます。