【失敗】アルミテープを貼り付けるとクルマが重くなった場所

2016年10月30日

アルミテープでクルマをチューニングする記事、第5回め。今回は、トランクルームに設置して一般道にて検証してみました。

アルミテープチューニングの準備

まずは、貼り付けるアルミテープを準備します。わたしは、ホームセンターで500円ほどで販売しているものを購入しました。私が貼り付けているアルミテープの作成方法は、

をご覧いただければと思います。

完成すると下の画像のようなアルミテープとなります。

アルミテープチューンの貼付け方向

三角形の先が車体後方となるように、クルマに貼り付けていきます。この形状や貼り付け方法、場所に関しては諸説あるようです。

今回は、このテープを4つ作成してリアウィンドウ周辺に、またサイドウィンドウ下左右に各1枚ずつ、合計6枚貼り付けました。

アルミテープを貼り付けた場所

トヨタに取材しているITmedia記事などを拝見していると、摩擦による静電気を逃がすのが主な目的のようですね。そして摩擦が起きている主な場所はタイヤと路面であって、走行中に発生した静電気を逃がすのがトヨタの考えるアルミチューンの本質のようです。

フロントタイヤからの静電気は、コラム下(ハンドル下)に貼ることで70%ほどは逃がすことが出来るようです。ところでリアタイヤは?と考えて、トランクルームのタイヤ上部に貼り付けてみました。

アルミテープチューンをトランクルームに施す

なるべくリアタイヤに近くて車軸の上に来るように意識してみましたが、どうなりますやら。これを左右対称に貼り付けました。ここでは角を切り落として三角形を作らずに、面積を大きくしてみました。ハンドルの下と同じ目的のためです。

アルミテープチューンをサイドウィンドウに施す

リアのサイドウインドウにも貼り付けました。これはサイドからの空気の流れを意識して三角形を作り、後ろに三角形が来るように内側から貼り付けました。これも左右対称に同じ箇所に貼り付けです。

アルミテープチューンをバックドアに施す

リアドアのウインドウ上部にも貼り付けてみました。車体上部からの空気の流れを良くする狙いですが、どうなりますか。空気の流れが上から下へと向かうはずなので、下向きに三角形が来るように貼り付けています。

今回は、この6箇所に新たに貼り付けての検証となります。

ご参考:前回までにすでに貼り付けてある箇所

ここまでで貼り付けた箇所:まとめ

  1. ハンドル下:1枚
  2. ボディ四隅:4枚
  3. バンパー:前後左右で4枚
  4. ドアミラー:左右で2枚
  5. ルーフレール:左右で2枚
  6. 【今回追加】トランクルーム内リアタイヤ上部:左右で2枚
  7. 【今回追加】トランクルーム内リアサイドウインドウ後端:左右で2枚
  8. 【今回追加】トランクルーム内リアウインドウ上部:左右で2枚

ここまでで貼り付けている枚数は、合計で19枚です。

一般道の25km周回コースで検証しました

ゴルフ4のスピードメーター

実験車は14年乗っているゴルフIVです。気象条件は、曇り、気温17度前後(エアコン使用せず)。コースは自動車専用道20%(制限速度80km/h)、一般道80%(市街)のコースです。いつも検証しているマイコースとなります。

アルミテープチューンの効果【燃費】

早速、計測したdataを見てみましょう。貼付け前からのデータがありますので、まとめてご紹介します。

貼り付け前前回まで(注1)今回の結果
走行距離25km25km25km
走行時間59分57分53分
平均速度26km/h27km/h29km/h
平均燃費9.8km/l10.6km/l10.7km/l

注1:ハンドル下、ボディ四隅、バンパー、ドアミラー、ルーフレールへ貼り付け後の検証

今回は雨で寒かった。検証開始時には17度でしたが、時間が経つほどに気温が下るような気象条件でした。平均速度が7%も上がっているのに燃費の向上は1%程度であり、平均速度が同じであったならば逆に燃費は悪化していると言えそうな結果でした。

一般的に気温と燃費の間には、「気温が下がると燃費は悪化する」というデータがあるそうで、今回はその影響なのかアルミテープの影響なのか判断がしにくい結果となりました。

アルミテープチューンの効果【乗り味】

乗った感じの印象ですが、今回は驚いたことに「クルマが重くて仕方ない」という感じでした。発進にもアクセルオフの空走にも、とにかくクルマが進むことへの重さを感じたのです。しかも、後ろが重いのです。

走行中に、「リアドアに貼り付けた下向き三角形の向きを逆にしたら軽くなる?」という思いが浮かび、一周終了後にその場で貼り付けなおして、そのまま第二ラウンドに向かいました。

前回、軽々スーイスーイとクルマが進んだ快適さが忘れられず、再チャレンジです。リアドアの三角形の向きを上向きにした以外は、何も変えずに検証です。

アルミテープチューンの効果【燃費:2周め】

上下を逆に貼り直して、早速検証に向かいました。

アルミテープチューンをバックドアに施す

2周めの燃費の結果は以下のようになりました。

1周目:三角下向き2周目;三角上向き
走行距離25km25km
走行時間53分59分
平均速度29km/h26km/h
平均燃費10.7km/l10.2km/l

同じ日で同じコースでも、交通状況が同じでないのが悲しいです。クローズドのコースでじっくりと検証したいですが、クルマ愛好家レベルで時間と予算という個人的事情がありますことご了承ください。

燃費は、平均速度の低下により自然悪化。平均速度の低下は10.3%であり、それに対して燃費の低下は4.6%。そう考えると悪くないようにも思えます。

また、気温も急激に冷え込んで車内の外気温計は、2周めのテスト中は11度表示となっていました。開始時の17度から一気に6度も低下。その中では健闘したような気もします。

アルミテープを全く貼っていない実験開始前のテストデータと同じ平均速度での走行となったのですが、その比較では4%の燃費向上という結果となりました。同じ雨の日で、気象条件も同じ。気温は当時18度で今回11度と低いのにも関わらずの燃費向上は嬉しい結果です。

乗り味に感しては、やはり後ろが重い。どっしりと言えば聞こえは良いですが、前回がスイスイと軽かったので、それと比較すると「重い」という印象となってしまいます。どっしり感が欲しい方にはオススメの貼り方かもしれません。

【2016.10.31追記】アルミテープチューンの効果【燃費:高速道路編】

一般道に引き続き、高速道路でも燃費計測を行いました。コースは前回の高速道路記事と同じルートを走行して検証しました。気温は18度と前回の19度とほぼ同じ条件です。天候はともに晴れでした。

前回1前回2今回1今回2
走行距離49km43km49km44km
走行時間1時間10分40分53分44分
平均速度43km/h65km/h55km/h60km/h
平均燃費14.0km/l16.6km/l15.7km/l15.9km/l

今回は、往路は空いていて渋滞なく走行。高速を降りた時点では燃費は16.2km/lと好燃費でした。その後、一般道を走行した総合燃費は15.7km/lでした。

復路は途中で一時停止も含む渋滞があり、平均速度が低下。それに伴って燃費も悪化し、16km/lに届きませんでした。しかし、それでもうちの車(カタログ燃費9.7km/l)にしては絶好調な数字です。

乗り味に感しては、一般道でも報告させていただきましたが相変わらず後ろが重いような気がします。ドッシリすぎる感じがします。リアタイヤの静電気が逃げて接地感が向上しているのでしょうか?

次回はこの仮説に基づいて、リアタイヤの上部に貼り付けたアルミテープを剥がして再検証したいと思います。【2016.10.31追記】ここまで

【2016.11.4追記】アルミテープチューンの効果【燃費:再計測編】

ドッシリすぎる乗り味を改善するために、リアタイヤ上のアルミテープを剥がして一般道で走行してみました。気温は19度前後と前回の11度(2周め)よりは温かい気候での検証です。

剥がしたアルミテープは、

アルミテープチューンを剥がす画像

この部分です。いつもの一般道コースで検証をしてみました。

貼り付け前前回(注1) 今回
走行距離25km25km 25km
走行時間59分59分59分
気象条件雨、18℃ 雨、11℃ 晴れ、19℃
平均速度26km/h26km/h 26km/h
平均燃費9.8km/l10.2km/l10.5km/l

偶然にも、平均速度が全く同じという比較には都合の良いデータが揃いました。今回は、よく止まっていた印象があります。交通量が多く信号での待ち渋滞もありました。ただ、流れも遅くて加速もゆっくりとした感じでしたので、結果的にアクセルを踏まずに燃費に好影響?

前回の課題だったドッシリすぎる件ですが、走り始めはエンジンが温まっていなかったせいか重い印象もありましたが、時間が経つにつれて軽く感じるようになりました。

平地の一般道では、制限速度で走る前車についていくぶんには、それほどアクセルを踏まなくてもいいような感じでした。やはりアクセルオフの空走がとてスムーズな印象。

狙い通りの効果を得ることが出来ましたので、次回は別な場所に貼り付けての検証を進めたいと思います。

アルミテープチューンの効果まとめ:トランクルーム編

トランクルームへの貼付け効果は、走行中から分かるドッシリ感の増加です。反面、重い!とも言えます。クルマの挙動が軽すぎて落ち着きがほしい!ドッシリ感がほしい!という方にオススメです。

乗り心地に関しては、若干硬さを感じました。これがドッシリ感と関係があるのか、私にはわかりません。軽くてスムーズにしたい私には不要な印象を持ちました。

次の記事はこちらです。
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