ブルックスとZwiftの相性は?Cambium C17で検証

2021年12月4日インドアバイクサドル

世界一周するような冒険ライダーが愛用するブルックス、Zwiftサドルとしてはどうなのか?全天候型のカンビウムC17(穴あき)で検証します。

ブルックスC17とは

Brooks saddles
ブルックスのサドル

世界一周するような長距離ライダーが愛用するブルックスサドル。Zwiftとの相性もいいのではないか?

公式HPには以下の商品説明が書かれています。

CAMBIUM C17 CARVED ALL WEATHERは、街のりからツーリングまで使用できるスタンダード幅のツアー・トレッキングモデル。
サドルトップに穴あき加工を施し、不快な圧迫を防ぎ、ノーマルモデルよりもしなやかな座り心地になっています。
ALL WEATHER ラインは、CAMBIUMの特徴である、硬化天然ゴムベースのハンモック効果による優れた乗り心地をそのままに、防水性と高い耐久性を発揮するナイロントップカバーを採用。
冬の風雨や雪、夏の日差しまであらゆる環境でも安心して使用できます。
新採用のファイバーグラスバックプレートには、サドルバックなどに使用できるループがあります。
MADE IN ITALY

ブルックス公式サイト

公式データもご紹介しておきます。

  1. 幅:162mm
  2. 全長:283mm
  3. 高さ:52mm
  4. 重さ:446g

早速Zwiftです。

ブルックスC17でZwift

ブルックスC17の背面
Brooks C17

座面はコンコン叩くと硬くてプラスチックのようですが、グイっと押し込むと凹んで柔軟性があります。期待しながら座った瞬間、

カッチカチ!!これホントに馴染むの?

そんな第一印象でした。

座面に使われている「硬化天然ゴム」は、ゴムというよりはプラスチック。クッション感はないので座骨も当たりまくり!叩くとコンコン音がします。

高かったのにな・・・と後悔しながらセッティングを繰り返すといい感じの座り心地に。ペダルを漕ぐ動きに合わせて座面がゆらゆらするのです。

このゆらゆらのおかげで、どこか一点に負担がかかることがないのです。LONDON PRL FULL、Uber Pretzelも無事に完走できました。

さすがに7時間近く座ってたので、最後はジンジンしましたけど。

ZwiftのUber Pretzelコースの完走データ
Uber Pretzelも無事に完走できた

あと全天候型なので、汗でビショビショになっても拭き取ればOKとほぼメンテフリー。取り扱いは何も難しくありません。

難しいのは最初のセッティングだけです。

RAIL ACTIVEでも違和感なし

RAILにブルックスを装着した画像
ブルックスC17とRAIL ACTIVE
ブルックスC17の座面を紹介する画像
ブルックスC17 Carvedの座面

クロスバイクのRAIL ACTIVEに取り付けても違和感なし。標準サドルに比べると、ちょっと尖がってるな、、、くらい。

カンビウムのサドル選びについて

カンビウムのバリエーションは全部で6種類。穴あり/穴なしの2形状とC15(140mm)/ C17(162mm)/ C19(184mm)の3つ幅の掛け合わせになります。

今回購入したのはC17の穴あり(Carved)になります。穴なしよりもしなやかで、しびれもなさそうなので買うなら穴あきがおすすめです。

まとめ

ブルックス社のカンビウムサドルでZwiftした感想をご紹介しました。サドルは「柔らかければお尻に優しい」訳でなく、カンビウムのように硬いけど大丈夫なサドルもある。何でも試してみるものだと改めて感じました。

Brooks C17 穴あきサドル
Brooks C17 穴あきサドル
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