40代、50代から自転車を始める方へ!知っておきたい4つのポイント
運動不足やストレス解消のために自転車でも始めてみようかとお考えの方に、始める前に知っておきたい、
- 自転車の魅力、
- 気をつけるべきこと、
- 最初の一台はどれがいい?
- 継続させるコツ、
をご紹介します。安全に健康的な自転車生活を始めてみませんか?
自転車の魅力とは?
自転車の魅力は、大きく分けて以下の3つです。
健康維持・増進
自転車には有酸素運動と無酸素運動の両方の要素があり、心肺機能や筋力を向上させます。また、主に太ももやお尻といった大きな筋肉を使うので、多くのカロリーを効率よく消費できます。
下半身の主要な筋肉が鍛えられることで、駅の階段や長時間作業も楽になります。体内年齢を20代、30代に戻すことも不可能ではありません。
ストレス解消
風を切って走るだけで爽快感を味わうことができる自転車は、ストレス解消に効果的です。気持ちよく汗をかいて気分をスッキリさせましょう。
目的地まで自転車で行くことができれば、忘れかけていた達成感や充実感も味わえます。
仲間づくり
サイクリングは一人でも十分楽しいですが、爽快感や達成感を仲間と分かち合えばより大きなものとなります。自転車は、老若男女問わず世界中で愛されているスポーツなので、仲間づくりに役立ちます。
購入した自転車店やモンベルなどメーカーが主催するイベントツアーに参加してみましょう。同じ趣味や目標を持つ人と一緒に活動するだけで、自然と仲間ができやすくなります。
モンベルクラブに加入すると各種イベントや会員セールへの案内が届きます↓
また、部屋の中で楽しむことができるオンラインサイクリング「Zwift」には、世界中の自転車愛好家が参加しています。月額費用はかかりますが、イベントやレースなど常時開催されています。仲間づくりには最適なアプリです。
自転車を始めるにあたって気をつけること
自転車を始めるにあたって、気をつけるべき点をご紹介します。
いちばん大事なことは「安全に走ること」です。軽車両として車道を走るので、
- 他の車やバイクの動きに気を配る
- 万が一に備えてヘルメットを着用する
- 交通ルールを守る
ことが大事です。
次に大事なのは「自転車の整備」です。走行前に次の3点は必ずチェックしましょう。
- タイヤの空気圧、摩耗状態の確認(パンクやスリップ、転倒を防ぐ)、
- ブレーキ、ハンドルにガタつきはないか、
- ライトの電池は切れていないか。
不具合があれば直すか自転車店に交換/修理をお願いしてください。不用意な事故は未然に防ぎましょう。
最後に「防犯登録」と「自転車保険への加入」です。国土交通省によると、2024年1月現在、32都府県で自転車保険への加入が義務付けられています。
万が一に備えて必ず加入しておきましょう。
保険の内容もしっかり確認しましょう↓
最初の一台はクロスバイクをおすすめ
これからスポーツ自転車を始めようと考えている方の中には、カーボン製の高価なロードバイクを検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、初めてのスポーツ自転車にはアルミ製のクロスバイクをおすすめします。
カーボン製のロードバイクは剛性が高く軽量なので速く走れますが転倒などで割れやすく、扱いに気を使います。
一方で、アルミ製のクロスバイクはロードバイクほど速くはありませんが、街乗りやサイクリングなどさまざまな用途に使えます。最初の一台として、サイクリングを楽しむには最適です。
筆者が愛用しているコーダーブルームのRAIL ACTIVEは、ベルやスタンド、ライトが付属していてお買い得。あとは鍵とヘルメット、空気入れを追加購入すればすぐに始めることが出来ます。
エントリーモデルでありながらロードバイクと同じパーツが使えるので、スピード重視にカスタマイズすることも容易です。
初心者から始めて中級者、上級者まで永く愛用できます。
自転車を継続させるコツ
せっかく始めた自転車、三日坊主にならないよう工夫して継続させましょう。おすすめは、
- 目標を決めること、
- 仲間を作ること
です。
目標を決めることで、
- モチベーションを維持しやすい
- 目標達成に向けて計画的に取り組める
- 達成感を得られる
といったメリットがあります。以下のような具体的な目標を設定しましょう。
- 週に3回、1時間程度のサイクリングをする
- 100kmのサイクリング大会に参加する
- 自転車で通勤・通学する
体力に自信がない場合は、最初は短距離や低速から始め、徐々に距離や速度を伸ばしていくようにします。また、あまりにも高い目標を立ててしまうと、挫折してしまう可能性もあるので注意が必要です。
目標を決めたら、それを達成するための具体的な計画を立てましょう。
- 自転車に乗る日時を決めてカレンダーに記入する、
- 自転車に乗ったら記録をつける。
Stravaなど世界中の人が使うアプリに記録するのがおすすめです。自転車だけでなく、ウォーキング、ランニング、筋トレなどあらゆる運動の記録を残せます。
友人が頑張って練習している記録を見ることで、よし!自分も頑張るぞ!とモチベーションを保てます。
まとめ
運動不足やストレス解消のために自転車でも始めてみようかとお考えの方に、始める前に知っておきたいことをご紹介しました。
しばらく運動から離れていた方は、無理せずにサイクリングロードなど走りやすい場所でのんびり走るところから始めましょう。怪我を予防することは、続ける上でとても大事です。
交通ルールをしっかり守って、健康的な自転車生活を始めてみませんか?