【最乗寺】神奈川のパワースポット訪問記

【最乗寺】本堂からの風景

夏休み、ふと心を落ち着けたくなって、神奈川有数のパワースポットである最乗寺に向かいました。「国土の安穏(あんおん)、万民富楽を祈る」、「真人打出の修行専門道場」とパンフレットに書かれている最乗寺。その境内の場に身を置き、空気感や景色を味わうだけで身が引き締まります。

駐車場から最乗寺の参道へ

最乗寺の参道の画像

最乗寺の駐車場を降りて奥の方へと向かうと、参道への階段があります。その階段を降りれば、そこはもう日常とは別世界が広がっています。

いや、最乗寺の駐車場に向かう山道の巨木群から、異次元レベルの神秘的な空間となっています。神奈川県の山麓に、こんな神秘的な空間が広がっていることに驚きます。

参道の左手奥には、箱根の明神ヶ岳へのハイキングコース入り口が。

最乗寺から明神ヶ岳への入り口の画像
明神ヶ岳ハイキングコース入り口の画像
明神ヶ岳でスズメバチが出ていると書かれた警告板の画像

2017年9月現在、明神ヶ岳ハイキングコースでススメバチに刺される被害が多発しています

との注意書きが貼られていました。登られる方は気をつけてください。

【最乗寺】本堂前の広場

ハイキングコースを背にした反対側の階段を登れば、最乗寺のメインストリートとも言える本堂前の広場があります。お手洗いを済ませて、水分補給用のポカリを購入したら準備完了。

最乗寺の画像

階段の多い最乗寺、運動量も多いので水分は必ず準備して行きましょう。いよいよ参拝開始です。

本堂を参拝

【最乗寺】本堂の外観
本堂の外観

まずは本堂へご挨拶を。本堂内部は見学することができます。

【最乗寺】本堂内部の画像

本堂に入ると、正面に黄金色で「最乗寺」と記された額が目に入ります。畳が敷き詰められたこの本堂では、修行僧への説法などが行われるそうです。

【最乗寺】本堂内の画像

釈迦牟尼仏がご本尊として祀られ、日夜国土の安穏が祈念されています。それにしてもこの黄金の装飾が素晴らしいこと!

【最乗寺】本堂内の黄金装飾
【最乗寺】本堂内の黄金装飾の画像

一つ一つが綺麗に磨かれて手入れが行き届いているのがよくわかります。この心遣いの素晴らしさ、見習いたい。

また天井に目をやれば、彫刻の美しさはもちろん、照明のレトロさ、シンプルさに心が洗われるよう。

【最乗寺】本堂内の照明の画像

どのように明かりが灯されるのか、見てみたいものです。この時点ですでに心から都会の喧騒は消え、頭の中もスッキリとしていることに気づきました。

一つ一つをじっくりと鑑賞することで、視点も定まり、心も落ち着くのでしょう。

御真殿へ参拝

【最乗寺】本堂からの風景

本堂から一歩踏み出すと、そこからの景色も素晴らしい!のひと言。点在する建築物が小さく見えるほどの巨木群が、この風景の主役であるかのよう。

本堂を出て右手に向かってすぐの場所にあるのが、金剛水堂。

【最乗寺】金剛水堂の画像
【最乗寺】金剛水堂の水飲み場の画像

金剛水とは、

当山開創の時、道了様が自ら井戸を掘り、土中から鉄印を得たが、これが当山重宝の御金印(おかのいん)である。その跡から霊泉(金剛水)が湧出、以来600年、この霊泉を飲むものの諸病を癒していると、伝えられている。

とHPで紹介されています。飲むと口当たりがとても柔らかい、優しさを感じるお水です。ありがたく頂きました。

金剛水堂を後にしてさらに進むと、

【最乗寺】参道の画像
【最乗寺】参道の画像

インスタ映えしそうな、いい雰囲気の参道が続きます。右手には、巨木に囲まれた多宝塔が。

【最乗寺】多宝塔の画像

さらにその先にあるのは、、、

【最乗寺】結界門の画像

御供橋(ごくうばし)から右手を眺めると、

御供橋からの眺め

小さな水流が滝のようになっており、これが実に美しい。その先は浄域(聖域)への入り口、結界門があります。

【最乗寺】結界門の画像
【最乗寺】銅像の画像

門の守り手にご挨拶して中へ進みます。

【最乗寺】御真殿へと続く階段の画像
御神殿へと続く階段

御真殿へと続く77段の階段、気温、湿度が高いので汗が出ます。心とともに身体も浄化させながら登ります。

登りきったら、いよいよ御真殿とご対面です。

【最乗寺】御真殿の画像

内部も見学することができます。「道了大薩埵(どうりょうだいさった)」がご本尊として祀られ、内部左右に大天狗、小天狗の大銅像があります。

そして、その中央奥が撮影も禁止されている神聖な祈念場となっています。

薄暗い神聖なこの空間に身をおくと、身が引き締まる思いで、邪念も吹き飛ぶような不思議な感覚。頭がジーンとして、心の有り様が自動的に整うかのよう。

心が落ち着いたら、いよいよ奥の院へと向かいます。

奥の院へ

【最乗寺】巨木の画像
【最乗寺】世界一の大下駄の画像

御真殿を出てすぐ右手に、世界一の下駄があります。

御真殿脇に奉納された大小の高下駄。天狗さんの履き物は、高下駄だが、下駄は左右一対そろって役割をなすところから、夫婦和合の信仰がうまれ、奉納者が後を絶たない。

とHPで紹介されているとおり、夫婦はもちろん、若いカップルの参拝者も多い。ご利益があるのでしょう。個人的には、下駄の左の木が気になりました。

下駄の左の木

なんだか普通じゃない不思議な根元をしていません?

その先に進むと、右手に奥の院へと続く階段が見つかります。

【最乗寺】奥の院へと続く小道の画像
【最乗寺】奥の院へと続く階段の画像

ここで最初に購入したポカリで水分補給。この先の長い階段に備えます。

身体が熱くなってきた頃に見えてくるのが、、、

【最乗寺】奥の院へと続く長い階段

公式HPによると奥の院へは全部で350段ほどあるそう。600段の東京タワーには及びませんが、これがキツイ!東京タワーの半分を一気に登ることには無理があるのは誰でもわかりますが、ここは途中に休憩所がないので休まずに一気に登りがち。

この350段を一気に登れるのは普段から鍛えている方のみと心得ていてください。途中からゼーゼー苦しくなります。

とにかく汗が出る。ポタポタと滴り落ちます。境内には苔がたくさん見られますので、湿度が高いのでしょう。

最乗寺の画像
最乗寺の画像

以前に来た時、遠足の小学生と一緒になったことがあったのですが、体力のある子が辛そうに登るクラスメイトを一生懸命に励まし、みんなで登ろうとする微笑ましい光景に出会えました。

そんな心の絆が確認できる素敵な階段。一人の場合でも大丈夫。自分自身を励ますことで自分との絆を確認しちゃいましょう!

夏の時期には、登り切る頃にはゼーゼーして汗も吹き出ているでしょう。タオルで拭ってしっかりケアしてください。ポカリも再度補給。

落ち着いてきたら、後から登って来る参拝者を励ますのも良しです。もちろん、奥の院への参拝も忘れずに。

【最乗寺】奥の院

帰路は、階段を降りてもよいのですが、右手奥に帰路専用の舗装された小道が用意されています。

【最乗寺】奥院からの帰路

巨木を眺めながらのんびりと下り、御真殿の脇へと抜けて参道を戻ります。

一つ一つをじっくり眺めて、視点を落ち着かせ心も落ち着かせる。そんな素敵な参拝ができるパワースポット、最乗寺の訪問記でした。

曹洞宗 大雄山最乗寺