家庭用精米機の実力を試す。味にうるさい家族の反応はいかに?

2017年5月より玄米食を実践中ですが、うちの家族には今ひとつ玄米食のありがたみが実感できないらしい・・・そこで白米をより美味しく、より栄養価を高くいただく方法は?と検索してたどり着いた結論が、家庭用の精米機!早速購入して、家族に食べてもらいました。
家庭用の精米機って?
精米機というのは、玄米の種皮、胚芽などを取り除いて食べやすい白米にする機械。今回購入した精米機「ライスクリーナー Bisen RC41」で出来ることは、
玄米から | |
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上白米 | 白米を磨いたお米。ツヤと粘りがある。 |
白米 | 一般的な白米。 |
8分つき米 | ぬかを8割取り除いたお米。 白米に比べて栄養価がある、食べやすい。 |
7分つき米 | ぬかを7割取り除いたお米。 わずかに胚芽が残るため、栄養・食物繊維が豊富。 |
6分つき米 | ぬかを6割取り除いたお米。 6分つき以下は粘りが少ないサラッとしたお米に。 (チャーハンなどパラパラになるらしい) |
5分つき米 | ぬかを5割取り除いたお米。 白米と玄米の中間。栄養・食物繊維が豊富。 |
4分つき米 | ぬかを4割取り除いたお米。 人気の5分つきと3分つきの中間米。 |
3分つき米 | ぬかを3割取り除いたお米。 玄米に近く種皮も残るため、栄養価が高い。 |
2分つき米 | ぬかを2割取り除いたお米。 玄米と同等の栄養価、玄米より食べやすい。 |
胚芽精米 | 栄養豊富な胚芽が残るお米に |
胚芽精米 白米仕立て | 胚芽精米よりも白米に近い仕上げ |
無洗米へ | 糠を取り除くことでそのまま炊けるお米に |
白米から | |
無洗米へ | 通常の白米を無洗米に |
再精米 (みがき) | 精米してから時間の経った白米を、 精米したてに近い状態に戻す加工 |
と付属の説明書に記載されています。
皮をむいたりんごは劣化が早いように皮を取り除いた白米も劣化が早い。そこで、玄米を食べる直前に好みのお米に精米をすることで、「毎日、精米したての美味しいお米を食べられる!」のが最大のメリット。
アマゾンの評価を見ても、
- おいしい!
- お手入れ簡単!
- 毎日つきたてのご飯が食べられて幸せ!
との評価が多い。

く~、買うしかない!
と決心して購入したのでした。
この機種を購入した理由

この精米機にしたポイントは、
-
店員さんのオススメ
・老舗精米機メーカーである
・人気の機種である
・お手入れ簡単
・精米時間が短い:他機種の半分~8割ほど -
店頭価格:1万4000円前後
・安すぎず高すぎず
・機能と価格のバランスが良い - 精米方式 ・シンプル、精米時間が他方式の半分以下
です。気になる精米機の「音」は、ガガーーーー!ではなく、サーーーーー!精米中の音を録画してみました。
大きいですが不快な音ではありません。
また、あと付けにはなりますがレシピ集も付属していてとても参考になりました。
- 白米レシピ:ちらし寿司、あさりご飯
- もち米レシピ:中華おこわ
- 3分つき米レシピ:五目チャーハン、夏野菜と鶏肉のカレー、ひき肉入りおかゆ
- 5分つき米レシピ:ひじきご飯、炊き込みご飯、ツナピラフ
- 7分つき米レシピ:きのこご飯、梅ちりめんの混ぜご飯
- 胚芽米レシピ:そぼろ丼、なすと薬味のご飯
- 無洗米レシピ:パエリア
- 米ぬかレシピ:漬物、米ぬかクッキー
気になったのは五目炒飯。
3分つき米を使うことで簡単にパラパラ炒飯が出来て、しかもお店の味になると書いてある。白米炒飯よりも栄養あるし作るっきゃない!!
そこで実際に作ってみると、確かにほぐれやすい。フライパンにもこびりつかない。食べごたえは「お米の粒」がしっかりと感じられて、味も白米にはない「深み」を感じる。おいしい。
再精米(白米みがき)を試してみた

白米の再精米機能があったので、家にあった白米を再精米してみました。白米4合の再精米にかかった時間は・・・たったの30秒。
精米後の「ぬかボックス」を覗いて見ると、

うっすらと表面を磨いてくれたのでしょう。一部、大きな米のかけら(?)も・・・お米を再精米の前後で比べてみると、


と、再精米した後はお米の表面が白くなっていました。軽くといで炊いてみると、気になるお味は・・・

透明感の中に、甘みがある!
ひと口食べてまず感じたのは、スッキリ感と透明感、そして噛むほどにお米の甘みが広がる!家族も「いつもと違う、美味しい!」と笑顔いっぱいでした。
胚芽精米を試してみた

いつも食べているこの玄米を胚芽精米モードで精米すると、、、

2,3分で終了、触るとほんのり温かい。胚芽が残っているお米、取れてしまったお米が混在してました。
炊飯器に胚芽精米モードがなかったので、白米よりも多めの水を投入して中弱火で12分ほど。つけ置きもなしで簡単に炊けちゃいました。ちゃんとつけ置きした方がいいかもだけど・・・
ちなみに、例のふきこぼれないフタ(サイト内記事へ)を使っていますのでふきこぼれはありません。
玄米を炊くと家中のみならずマンションの外廊下までもが香ばしい香りに包まれますが、、、胚芽精米の場合はそこまでではない、ほのかな香ばしさ。
炊きあがりは、、、

全部ではありませんが、胚芽が残っているのが見える。お米の大切な栄養部分をありがたく頂きます。ひと口食べてみると・・・

玄米より柔らかく、白米より味わい深い
やはり種皮がないぶん食べやすい。小さい子も食べやすく飲み込みやすくて安心。そして白米にはない味わい深さがあります。いろんな成分が混ざった旨味があるのです。栄養分を摂取できている感覚。玄米よりも手軽に短時間で炊けるし、これも「あり」ですね。
お手入れ編
お手入れについても簡単にご紹介しておきます。



簡単すぎる!ただ、メッシュ部分は丁寧に洗わないと、糠(ぬか)の臭いが残ってしまうのでご注意を。
まとめ:家族の笑顔が増えて私も笑顔に
ふるさと納税でお米を申し込むと一度に沢山届きます。どうしても消費するまでに時間が経って、白米の場合は劣化してしまう。でもこの家庭用精米機があれば、いつでも精米したてのお米が食べられる!
家族の笑顔と「うまっ!」を楽しみに、今日も大音量の精米機の前でニヤニヤするのでした。