大手企業による医療まとめサイトが閉鎖された件について考えたこと

木でできた模型の絵の画像

大手企業による医療まとめサイトが閉鎖された件について、私個人の意見を書いてみたいと思います。

大手企業による医療まとめサイトが閉鎖となった経緯

手を重ね合わせている画像

日本テレビでの報道から、この問題をひと言でまとめると 大手企業がライターを雇って医療情報サイトを提供していたのだが、記事の一部に「無断転載」や「信憑性に乏しい内容」といった問題を含んだものがあった。このため、現在は閉鎖としている。

ということのようです。報道では、無断転載元となった医師にインタビューを行い、「無断転載だけでなく、改ざんされて誤った処置内容が掲載されている」といった指摘も紹介されていました。

医療に関しては、多くの人の「困った!」を解決するための情報提供サイトであればいいのですが、どうやら記事を社外ライターに大量に発注して掲載したために各記事へのチェックが不十分となり、一部記事に含まれていた問題を見逃してしまったようなのです。

なぜそれほど大量の記事が必要なのか?

薬の画像

私自身もこうしてブログを書いて情報提供をしているのですが、やはり記事の量が多いほうが情報量も多くなります。また検索結果を表示するGoogle社としても、記事の少ないサイトよりは記事の多いサイトのほうが、情報量が多いし真面目に更新しているサイト、という判断をしますよね。

提供する情報が多いことで多くの読者に対応できますから、検索サイトからの評価も高くなる。検索結果の上位に表示されて、多くの閲覧者がサイトを訪問することになります。

その結果、サイトに掲載されている広告も多くの人の目にとまることとなり、広告掲載料が運営している大手企業に支払われることとなります。

これは単純に記事が多いほど掲載できる広告の物理的なスペースが増えますから、広告掲載料を増やすためには記事を大量に書く必要があるのですね。

足りなかったのは読者への愛

木で作られた病院模型の画像

大手企業は当然ながら営利団体ですから「効率的な利益の追求」は必須。少ない人数で最大の成果(収入)を生み出すような仕組みづくりに熱心です。しかし、あまりにも利益追求ばかりでは「効率よく稼ぐサイト」づくりになってしまいます。

もちろん「効率よく稼ぐサイト」が悪いのではありません。有益な耳寄り情報、使用レポート、商品の比較記事などを掲載することで、読者の選択や判断、購入の参考となる有益なサイトも沢山あります。

私が言いたいのは、無断転載や偽情報を記載してサイト作りを行うこと、それ自体が読者への裏切り行為のように思えます。パン作りに例えれば、やっすい材料に添加物をバンバン使って、過剰に膨張させたようなパンを大量に焼いたようなイメージ?(あくまでイメージです)

そうではなく、本来であれば「読者に末永く愛されるサイト」づくりをすべきでしょう。

読者に愛されるサイトとは?

THANKSという花文字の画像

では、読者に愛されるサイトってどんなサイトなの?と考えてしまいます。私が今まで読んできたことは、

  1. 読者目線:言いたいことではなく求められていることを書く
  2. 見やすさ:サイトデザイン、画像の配置
  3. 文章力:文字で伝える技術を磨く
  4. 信憑性:引用元の厳選(公的な機関に絞るなど)

です。読者への配慮、心遣いを意識することです。

ブログやサイト作りは画面の中で行う作業ですが、その先にいる読者、検索して来てくださった読者を、自分の家に迎え入れるような感覚で書くことが大切なのかな、と思います。少し前に流行りましたが「お・も・て・な・し」ですね。

「利益を出す書き方」VS「心に響く書き方」

少年が考え込んでいる画像

「おもてなし」の精神に則れば、どちらの書き方を学ぶべきか?これは明らかですよね。高級旅館を思い浮かべると、そこにあるのは徹底したお客さまへのおもてなし。すなわち、お客さまへの「安心」「くつろぎ」の提供です。

これをブログに置き換えるとどうなるのかな?って考えると、

  • 信用できる:「ブログ内容」「運営者の人柄」
  • 迷いや悩みを解消してくれる:読者目線
  • 読みやすさ:記事へのアクセス、デザイン

シンプルですが、結局はここに集約されるのかなと。旅館の場合は「また来て頂けるように」、ブログの場合は「もっと読みたい!と思ってもらえるように」心を込めて書くことが大事なのですね。

何度も読みに来てもらえることでアクセスも安定して、結果として稼ぐブログになるのだと思います。なので、稼ぐ書き方よりも読者の心に伝わる書き方を学ぶほうが絶対にいい!

心に響く書き方って?

では、どうしたら心に響く文章が書けるのでしょうか?これは実はシンプルなんじゃないかと思います。上手く書こうとして書いた文章よりも、ふと口から出た「本音」の方が反響が大きかったりするこの世の中。

ある時、私が愛読していたモデルさんのブログにいつものファッション記事ではなく、ついつい漏らしてしまったような愚痴記事、苦悩記事が書かれていたことがありました。この時、いつもの記事の10倍以上の応援・共感コメントが殺到。私もいつもはさらっと読むだけでコメントなんてしないのに、その時は共感して思わず応援コメントを書いて送信しました。

いったい、何が起こったのでしょうか?

この愚痴記事と、他のファッション記事との違い。それは「モデルとして書いた仕事記事」か「一人の人間として書いた本音記事」かという違いがあるように思います。この本音記事には、多くの共感コメントが集まって書いたモデルさん本人もその反響に驚いていたようでした。

つまり、建前ではなく本音で記事を書くことで、それは読者の共感を呼ぶ、心に響く記事になるのではないかと。でも、ただ本音を書けばよいのではありません。他人や環境を攻撃するような誹謗中傷ではなく、本人の内面的な苦悩を文章として表現することで、同じ立場にいる方や同じ経験をされた方の心に響くのでしょう。

もちろん立場が違う人にも「そういう気持ちなんだ」という学びにもなるので、視野が広がったような感覚となって心に残るのでしょう。

大手企業による医療まとめサイトが閉鎖された件について考えたこと:まとめ

何よりも、嘘をつかずに本音で書くことがサイトの信用につながります。そのためには、書き手であるサイト運営者が襟を正して誠実に読者に向き合うことが大事です。

ネットの世界を現実の世界と区別することなく、友人知人に堂々と紹介できるサイト作りを行っていこう!と強く思ったのでした。