ハンドル幅が広すぎるので、肩幅に合わせてカットしたら乗りやすくなった

購入したクロスバイクについてたフラットハンドルの幅は54cmだった。肩幅47cmに対して+7cm。立ちこぎと下りの時は安定してよかったけど、平地では腕が広がりすぎて乗りにくかった。
試しに幅が40cmのブルホーンバーを装着してみたら、角が遠くなって乗りこなせない。そこで、フラットハンドルを幅が50cmになるようにカット、満足のいく乗り心地になった。
デフォルトの54cmフラットハンドルでは広すぎ

BASSOのハンドル幅は54cm。自転車買うときは、フレームの「材質とサイズ」ばかり気にしてハンドル幅まで考慮してなかった。
改めて他のクロスバイクを調べてみた限りでは、
- あさひ プレシジョンスポーツ 54cm
- メリダ クロスウェイ200 56cm
- ブリヂストン TB-1 56cm
- ビアンキ カメレオンテ 56-58cm
- NESTO リミット2-K 58cm
とBASSOと同じか広めだった。
54cmあるハンドルのどこを握って走っていたかと言えば、ヒルクライムでも平地でも「グリップよりも内側、ステム脇の中央部分」が多かった。逆に、グリップ部分はスピードの出る下りで自転車を安定させるためしか使ってなかった。
ハンドル幅40cmのブルホーンバーだと遠すぎた

ハンドル幅54cmのフラットハンドルから幅40cmのブルホーンバーに交換した。その差14cmなので、左右7cmずつカットしたのと同じくらい。
早速固定ローラーで使ってみたら、ヒルクライムや平地で握ってた中央部分は問題はない。問題は、左右の角の部分だ。遠すぎる!
今までグリップエンドにあった角が、10cmくらい前方に行ってしまった。デフォルト状態のハンドルが遠すぎて「手前に!上に!」とステム交換したのを帳消しにするかのよう・・・わたしには無理!
遠すぎて握れない角をつけているのは重量的にマイナスなので、次なる手段を考えた。デフォルトハンドルのカットです。
快適なハンドル幅50cmへ フラットハンドルをパイプカッターで短くした
パイプカットにはパイプカッターを使う。アルミのハンドルなので、アルミ用のパイプカッターを購入した。カットするハンドルの外径が22~25.4mmなので、切断能力3~32mmのものをチョイス。
フラットハンドルを自転車に、後輪はローラー台に、前輪はサイクルトレーナー用前輪置きに固定。この状態で左右2cmずつカットした。

「くるくる増し締め、くるくる増し締め」を繰り返してたら、あっという間に切れた。左右合わせても10分くらい。仕上げに切り口をやすりで軽く磨いて終了。
グリップを取り付けて乗ってみたら、ハンドルまでの腕が真っすぐ平行になって乗りやすくなった。グリップも角も握りやすい。肩幅47cmに対して、ハンドル幅が50cm。
左右合わせて4cmの違いは大きい。何も持たない状態で「前ならえ」をして4cm広げたり狭めたりすれば、違いがわかりやすい。カレンダーを丸めた疑似ハンドルや、エアギターならぬエアハンドルで違いを体感して欲しい。
ハンドルがゴチャゴチャしたので、シフト&ブレーキレバーも交換
ハンドル幅を4cm狭くしたら、ブレーキレバーとシフトレバーで中央付近がゴチャゴチャした。

なのでコラムシフトにした。コラムシフトに変えるには、シフト台座とシフトレバーが必要。シフト台座は28.6mm径のものを購入したけどBASSOレスモには大きすぎた。なのでシムをかませて、太さを調整。
シフトワイヤーも前後とも新調。変速調整までロードバイクメンテのバイブル本を参考に自力で頑張った。スパスパっと変速が決まるようになったときは嬉しかった。自転車は乗るもの最高だけど、いじるのも楽しい。
ブレーキレバーも小ぶりのギドネットレバーに交換した。レバーが角まで回り込んでるタイプで、角を握りながらブレーキできる。ただ短めなので、グリップが13cm程度までのハンドル向け。
愛用しているERGON GS3(Sサイズ)は14.5cmあるので角を持つと、ブレーキレバーまで若干遠い。「握るというよりは指がかかる」感じ。このままでは、とっさの時にギュッと握れない可能性がある。要調整だ。
肩幅に合わせてハンドル幅を狭くした まとめ
肩幅47cmに対してハンドル幅54cmは広すぎた。幅40cmのブルホーンバーに交換したら角が遠くなって乗りにくい。なので、フラットハンドルを左右2cmずつカットして50cm(肩幅+3cm)にしたら乗りやすくなった。
個人差はあるかと思いますが、参考になればと記事にさせていただきました。