AppleTV 4K(2021)でZwiftして気づいたこと

AppleTV 4KでZwift
ゲームPCでZwiftしていた筆者がAppleTV 4Kに乗り換えて気づいたこと、
- ANT+はつながらない
- ゲームPCから乗り換えても画質の悪さはさほど気にならない
- チャット文字が見やすい
- リモコンが使いにくい
についてご紹介します。
ANT+はつながらない
この問題は、iPhoneでZwiftしていた時にも悩まされました。ガーミンウォッチをZwiftの心拍計として使いたかったけど出来なかったのです。詳しくは下の記事を参照ください。
ANT+をBluetoothに変換する機器(約1万円)を使えば、Garminウォッチを活用することも不可能ではない。ただ、Zwift公式サイトに「Bluetoothの方が信号強度が強い」という記述がある通り、ANT+は電波干渉を受けやすいと感じます。
Zwiftは、BluetoothやANT+または両方を経由して通信することで、一連のハードウェアに対応します。どちらも同じように機能しますが、Bluetoothはより強い信号を送信する傾向があるようです。
zZwift公式サイトより
ANT+とゲームPCでZwiftしていた時は、家族が電子レンジを使うと落ちたりしてました。私は断然Bluetoothの心拍計をおススメします。
これまで2種類の心拍計を使ってきました。キャットアイのHR-12(胸ベルト)とPOLARのVerity Sense(アームバンド)です。おすすめは取り扱いが簡単なアームバンドのPOLARです。

画質は必要十分
画質はグラボ(RTX2060)を積んだゲームPCには劣ります。具体的には、
- ライダーの影がない
- 色がぼやけている
ような印象があります。
ゲームPCの画面
ゲームPCのZwift画面↓だとライダーの影がクッキリと見えます。

映えるような色合いでスナップショットが楽しくなる。

AppleTV 4Kの画面
AppleTV 4Kの場合は、木の影はありますがライダーの影がありません。このために背景とライダーの一体感がなく、どこか空中に浮かんで走っているような感覚があります。

まっすぐ前を向きながら斜めに進むような違和感もまれに感じます。色数が少ないのか、画面全体がのっぺりとした印象です。

漕いでいる最中はパワー、心拍、ライバルに目線が集中するので、影の有無とか画質の悪さはそれほど気になりません。画質を追い求めず、屋外トレーニングの代わりになればいいと考えるなら必要十分です。
Zwiftワールドを思う存分楽しみたいなら、コツコツ貯金してゲームPCを買うのがおすすめ。美しい画像をコンパニオンアプリにアップしておくと、コメント欄が盛り上がります。
チャット文字が見やすい
全く期待していなかった項目ですが、チャット文字が大きくて見やすいです。初期設定のままです。中学レベルの英語でチャットを楽しむ自分にはありがたい機能でした。

リモコンが使いにくい
ライドレポートにアップする写真を選ぶときに、リモコンだと超面倒。この写真にする!という操作がイライラするくらいやりにくい。
あとアクティボタンがどれなのか分かりにくい。レースが終わった後に「ここに残る」を選択したつもりが、アクティブなのは「レース前のワールドに戻る」ボタンで強制送還されたことが何回か。せっかくのスクショが保存されずに残念でした。
【訂正】ワークアウトを続けると、画面に縞模様が浮き出ると紹介しておりましたが、Zwiftのペインエフェクト「ON」が原因でした。訂正してお詫びいたします。

まとめ
AppleTV 4K(2021)でZwiftして気づいたことをお伝えしました。リモコンが使いにくかったりゲームPCに比べると画面が見劣りするなど残念な点はあるものの、価格やコンパクトさなどメリットも大きい。
個人的な結論としては「まずはAppleTV 4KでZwiftを楽しんで、不満があればゲームPC貯金!」が一番のおすすめ。まずはZwiftの楽しさ、便利さをとにかく味わっていただきたいです。