AppleTV 4K(2021)でZwiftして気づいたこと8つ

2022年2月11日

AppleTVのZwift画面はきれい?使い勝手は?接続は安定してる?実際に使って分かったことをご紹介します。

【追記履歴】
※2022.9.1:カスタムワークアウトについて
※2022.9.16:リモコン電池について
※2023.3.31:バグ対応について

AppleTV 4Kを紹介する画像
AppleTV 4KでZwift

1.Zwiftのインストールは簡単

初期状態のAppleTV 4Kには、Zwiftはインストールされていませんし、ネットワーク設定も必要です。

でも心配は無用!!超簡単にできます。

ネットワーク設定(WiFi)については、iPhoneユーザーであれば「ほぼ」自動設定。

AppleTV 4K(2022)の設定画面
iPhoneユーザーならほぼ自動で設定してくれる

iPhoneの設定内容をコピーしてくれるのでWiFi接続は完了。

Zwiftのインストールは、アプリ検索で「z」と入力すればOK。検索結果にZwiftが出てくるので、リモコンでクリックしてインストールボタンを押すだけです。

AppleTV 4KにZwiftをインストールする手順を説明するための画像
アプリ検索画面で「z」と入力したところ

既にZwiftアカウントをお持ちの方は、いつものログインIDとパスワードで始めるだけ。サブスクリプションの面倒な設定もありませんでした。

新しく始める方は、アカウントを作成する必要があります。

2.ANT+はつながらない

AppleTV 4Kとパワーメーターやサイクルトレーナー類との接続はBluetoothのみで、ANT+は使えません。

ガーミンウォッチ(ANT+)は心拍計として同期できませんのでご注意ください。iPhoneでZwiftしていた時に、同期させようとして出来ずに悩まされました。

3.AppleTV 4Kの画質は悪くない

AppleTV 4Kの画質はゲームPCと比べると劣ります。特に目立つ違いは以下の二つです。

  • ライダーの影がない
  • 色がぼやけている

ライダーの影がないと、なんとなく合成感を醸し出します・・・

AppleTV 4KのZwift画面を紹介する画像
ライダーの影がない(AppleTV 4K)

ゲームPCと比べると、画面のコントラストも低いです。

※最新のAppleTV 4K(2022)はハード性能がアップして画質が改善されました

4.チャット文字が見やすい

ゲームPCに比べて、チャット文字が大きくて見やすいです。

AppleTV4Kでのchat文字の大きさを伝える画像
チャット文字が大きく見える

ただし、多くの人が続けて発言すると吹き出しが重なって見えなくなります。その場合は、コンパニオンアプリで確認する必要があります。

5.リモコンは慣れが必要

AppleTV 4Kのリモコンは慣れが必要です。

フリックとスワイプの使い分けが必須で、間違えると意図しないところにカーソルが飛んでいきます。

またアクティボタンがどれなのか、慣れるまで分かりにくかった。カーソルがくるくる回っているボタンがアクティブなのではなく、心臓のようにバクバクしているボタンがアクティブなのです。

イベント終了後、現在のワールドに残りたかったのに、戻るボタンを押してしまったことが何回もありました。

ライド中に余計なボタンを押すとアプリが切り替わってしまうのも困ります。慌てて戻っても集団から千切れた後だったり・・・

数々の失敗を経験して、走り始めたらゴールまでは一切リモコンには触れないようにしています。

6.カスタムワークアウトを作成できない

Zwiftの公式サポートサイトによると、

現時点ではiPhone、iPadmini、AppleTVでは、カスタムワークアウトを作成できません

Zwift公式サポート

とあります。独自のワークアウトを作成したい方はご注意ください。

7.リモコン電池は約半年もつ

2022年2月に購入してから、ほぼ毎日使い続けて7か月で電池残量の警告が表示されました。ちなみにAppleTV 4K(2021)はライトニングケーブルで充電します。

AppleTVのリモコンを充電方法を紹介する画像
ライトニングケーブルで充電できる

このライトニングケーブルはAppleTVには付属していませんので、iPhoneユーザー以外は別途購入する必要があります。

※最新の2022はUSB-Cケーブルで充電します。

8.バグ対応が速い

AppleTVは多くのユーザがいるので、不具合があればすぐにバグ報告がなされて対応も早いと感じます。

2022年12月、Appleデバイス上のZwiftにはスクリーンショットバグがありました。これは「iOSで20枚(一部報告で18枚)のスクリーンショットを取るとシャットダウンしてしまう」というもの。

私のAppleTV 4Kでも同様で、いきなり電源が落ちてビックリしました。再起動してライドを再開しても、残り距離が下画像のようにリセットされました。

Zwiftのスクリーンショットバグを説明する画像
全98km中の78km走ったのに残りが98kmに・・・

バージョン1.31から1.32になって、無事に解決されました。画質の向上も随時行われているようで、

あ、画面きれいになった!

Apple向けのアップデートだよ

と会話が聞こえてきたりします。2023年5月の最新バージョンは1.39となっています。

まとめ

AppleTV 4K(2021)でZwiftして気づいたことをご紹介しました。

最新の2022では見違えるようにキレイになりました。高速起動で使いやすいですし、Bluetooth接続が途切れることもなく安定。

TV OSも日々進化していて動画見ながら(ピクチャーinピクチャー機能)遊べるようになっています。


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