AppleTV4K(2022)で4KZwiftは幸せなのか

AppleTV4K(2022)と4Kモニターの組み合わせでZwiftをすると幸せになれる?画面は綺麗?実際に試してみました。
AppleTVと4KモニターでZwift
4K-Zwiftは幸せになれるのか?AppleTV4K 2022とDELLの4Kモニターで検証です。
今回検証した4Kモニター(S2721QS)は、HDR600とかUSB-C端子とかついた最新型ではありません。しかもリフレッシュレートも60Hzと、至って普通のモニターです。
その分お求めやすい価格ですし、AppleTV 4Kも60Hzまでなので必要十分かと思います。
実際に表示させてみると、十分にきれいで高詳細!以下、画像をアップさせていただきます。
掲載画像は圧縮しています。実物は見とれるほど綺麗です。







最近、アップル向けのZwiftアップデートで画質がさらに向上しました。雨水による路面の反射がきれいになりました。
次に、高解像度を生かしての「ながらライド」もご紹介します。
動画見ながらZwiftする
まずは、AppleTV4Kの標準機能を使った場合です。

AppleTVひとつで、画像のように小窓で動画見ながらZwiftできます。ただ、すべての動画で出来るのか?というとそうではなさそう。
AppleTV+の動画であれば小窓表示ができるようで、小窓の位置は上下左右の好みの四隅から選べます。
次に、ディスプレイの画面分割機能を使った場合です。この場合は、AppleTVの他に用意した動画再生マシン(PCなど)を、モニターのDP端子に接続する必要があります。
つまり、
- メイン画面=Zwift(AppleTV 4K)、HDMI端子
- サブ画面=動画(PCなど)、DP端子
とする必要があるのです。モニターにはHDMI入力が2つありますが、HDMI同士での画面分割は出来ない模様。
DELL S2721QSモニターには、PIP(Picture in Picture:小窓表示)とPBP(Picture by picture:ダブル画面)機能があります。




PIPの小窓はサイズ(S,L)や位置の調整(上下左右の隅)が可能です。PIPのLサイズだと画面が隠れてしまうので、ながらZwift派はPIPのSサイズかPBPでしょう。
AppleTVの機能 | S2721QSの機能 |
---|---|
気軽だけど見られる動画は制限あり | 別途機材が必要だが自由度は高い |
2023年7月追記:カクカク&フリーズ発生
2023年6月の下旬あたりから、Neokyoでのグループライドでカクカクする現象が始まりました。特にArcadeエリアを抜けたあたりでカクカクする。4Kだと処理能力が限界のよう。
そして7月のアップデートでClimbポータルが追加されてからフランスルートも処理が重くなったようで、グループライド中にフリーズしたことも・・・。
スコットランド中央にある登りでも、表示がおかしくなったりカクカクが発生・・・。
このため、2023年7月から集団走行やレースでは解像度をフルHDに下げて遊ぶように・・・ちょっと残念ですがスムーズに動くので安心です。
ゲーミングPCならカクカクしないのか?というと、実はあります。コマ送り状態になることはないのですが、フレーム落ちしたかのようにカクッとなります。機材ではなくネットワーク(マンション光1GB共用タイプ)の問題なのかもしれません。フォートナイトなど別のゲームは時間帯によって遊べないくらいカクカクします。
まとめ
AppleTV 4Kと4Kモニターの組み合わせは、画面の美しさという点では幸せ。フルHDに比べて4倍の解像度は明らかに違う。
ただし、AppleTV 4Kの処理能力がもう少し高ければ・・・というのも正直あります。ライダーが密集するとカクカクすることも。普段の練習では4Kで楽しみ、レースや集団イベント時はフルHDに切り替えて遊べば問題はないです。
Zwiftだけでなく、YouTubeやNetflixなどの動画配信サービスも楽しめ、iPhoneとの連携もバッチリ。Apple製品の中では破格の安さ&デザインの良さで、2022年時点で2000万台以上売れているそうです。