4iiiiパワーメーターが取り付けできるかどうかの判断基準をご紹介します。同じ作業を行うことで、電池ボックスの出っ張りを回避できるのか判断できるようになります。
取り付け可否の判断基準
4iiiiパワーメーターの電池ボックスの厚さは、実測でおよそ8.4mmです。

この電池ボックスが、BBと後輪ハブを結ぶチェーンステーに干渉しなければ取り付け可能です。その取り付け可否の目安となるのが次の画像です。

左クランクを後ろに回して、BB外側とクランクのすき間に定規を挟み込みました。電池ボックスの出っ張りは、BB側面とほぼ同じ位置であることが分かります。
この画像から「電池ボックスの出っ張りはBBの幅を目安にすればいい」ことが分かります。
ちなみにクランク中心軸から電池ボックスまでは実測でおよそ6.2cmです。

電池ボックスの長さを考慮に入れると、4iiii左パワーメーターの取り付け可能条件は「BB側面に定規を当てて、BB軸からチェーンステーまで9cm以上ある」です。
4iiiiパワーメーターの取り付け方
この4iiii左クランクパワーメーターの取り付けは、左クランクを置き換えるだけです。具体的には、
- クランクキャップを外す
- ロックリングを外す
- 6角レンチでボルトを外す
- クランクを引き抜く
という手順でクランクを外し、手順をさかのぼって4iiiiのクランクを装着します。
キャリブレーションの方法
電池を入れた後に、4iiiiアプリを使ってキャリブレーションを行えばOKです。アプリが認識しない場合には、他のアプリやデバイス(ZwiftやPCなど)とBluetooth接続してしまった可能性があるので一旦接続を解除してから、アプリで認識させるようにしてください。
左クランクが真下を向くようにセットしてからキャリブレーションをスタートさせれば、あとは自動でやってくれます。
Zwiftとの連携方法
キャリブレーション終了後、アプリの接続を削除してください。Zwiftのデバイス接続画面でクランクを回せば認識してくれます。
まとめ
4iiiiパワーメーターが取付できるバイクの条件をお伝えしました。BB側面に定規を当てて、BB軸からチェーンステーまで9cm以上あれば取り付け可能です。
充電式は環境に優しいように思えますが、電池の劣化によって商品価値が下がりがち。これから買うならコインバッテリー仕様がおすすめ。